※あらすじ、ネタバレの内容が含まれています。
ドラマ「ザ・キング:永遠の君主」が最後まで切ない余韻を残した。8か月間休まず走ってきたイ・ミンホの熱演があったからこそ可能だった。
SBS金土ドラマ「ザ・キング:永遠の君主」(脚本:キム・ウンスク/演出:ペク・サンフン、チョン・ジヒョン/制作:Hwa&Damピクチャーズ)が今月12日、第16話の放送を最後に放送が終了した。
リム(イ・ジョンジン)を殺し、26年ぶりに皇帝の召命を守るようになったイゴン(イ・ミンホ)は以後、再び再会することになったテウル(キム・ゴウン)と時々日常を共有しさまざまな平行世界を旅行し、毎日の幸せをともにした。「そうして私たちは私たちを選んだ運命を愛することになる。今日だけ、今日だけ。永遠に」というイ・ミンホのナレーションとともに、年を取っても温かく向き合い握り合った2人の手が描かれ、お茶の間を長い余韻と感動に染めた。
大韓帝国の皇帝イゴンに扮したイ・ミンホは役柄にふさわしい品格あふれるビジュアルと成熟した演技力でいっそうアップグレードしたキャラクターを演じ切る実力を披露し、これまでとは一線を画す深い感性のファンタジー・ロマンスのジャンルを作り上げた。
命をかけて守る切ないストレートなロマンスから軍の統帥権者としての冷徹なカリスマ、そして幻想的な制服姿と優れたアクションの実力まで。想像でも存在しそうなイゴンのキャラクターを魅惑的に演じ切ったイ・ミンホが全世界の女心を虜にすることに成功し、再び唯一無二の自身のタイトルのパワーを証明した。
何よりイ・ミンホはいっそう成熟した演技力で膨大な物語を力強くリードした。目を引く繊細なまなざしの演技はもちろん、太く鮮明になった声や表現力が皇帝のキャラクターに重きを置きながら没入度を高めた。内面に揺れる複雑微妙な感情たちを重みを与えて節制された演技は、毎回歴代級という好評を得た。
また劇中の雰囲気を転換させる独白のシーンごとに、イ・ミンホのアピール力の濃い熱演が瞬間ごとにドラマの緊張感と感動を増幅させるパワーを発揮し、切ないメロ感性をさらに濃くさせた。「ザ・キング:永遠の君主」の後半部の展開に弾みがついた理由だ。
このように大韓帝国の皇帝イゴンはイ・ミンホの多くの苦悩や努力が投影されて作られた。「ザ・キング:永遠の君主」とともに過ごした8か月はイ・ミンホにとって意味深い時間になるしかなかった。イ・ミンホは「今回の作品は30代の俳優としての始まりになった作品で、これからの1ページを飾る滋養の時間として記憶されるだろう。何より作家、監督、すてきなキャストたちと久しぶりに再び現場でタッグを組むことができてよかったし、これまで以上に現場で深く作業した作品だったので長らく記憶に残るだろう」と作品と役柄に対する格別な愛情が感じられる所感を示した。
そしてイ・ミンホは「ずっと待ってくださったファンの皆さんと視聴者の方々も深く感謝申し上げたい」とし、「この時期にみんなへこたれず健康であるようにと切に願い、自分が選択した道をステキに歩んでいくことを応援する。僕も瞬間ごとに最善を尽くし、一歩一歩しっかり前進したい」と視聴者への真心こもったあいさつと激励の言葉を伝え、胸にじんとくる感動を与えた。
「ザ・キング:永遠の君主」を通じて30代の俳優としてのスタートに深みを加えたイ・ミンホ。いっそう充実して幅広いイ・ミンホの演技の歩みに期待が寄せられている。
WOW!korea提供