一方で「梨泰院クラス」は、特定の状況に同じ曲を繰り返し挿入するなど、重要なシーンごとに背景音楽を活用した。劇中パク・セロイ(パク・ソジュン)が、復讐のために一歩ずつ進む時にGahoの「始まり」が聞こえ、チョ・イソ(キム・ダミ)、オ・スア(クォン・ナラ)との感情シーンでKim Feelが歌った「その時その子は」が流れた。このため、OSTだけ聞いてもキャラクターとドラマの状況が思い浮かぶほど深い印象を残し、これは音源チャートの成績に直結した。「梨泰院クラス」が放送終了から2ヶ月が過ぎたにも関わらず、チャートの上位を維持している理由だ。
最高視聴率1.8%で低調だったドラマ「メロが体質」も、長い時間愛されるOSTを生んだ。歌手チャン・ボムジュンが作った「揺れる花の中で君のシャンプーの香りが感じられたよ」は、発売から10ヶ月近く経った現在まで20位にランクしている。この歌は、劇中ソン・ボムス(アン・ジェホン)が元ガールフレンドのために作曲したと紹介され、彼が直接ギターを演奏しながら歌って話題を集めた。
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