特に、大韓帝国に拉致されたキム・ゴウンを救出し出すシーンは、「歴代級」だという絶賛を引き出した。絶体絶命の危機の瞬間、奇跡のように現れたイ・ゴンが剣を手に逆賊を一掃する場面では、イ・ミンホの猛烈なカリスマ性が視線を釘付けにした。 「シンイ-信義」や「シティーハンター」などで、既に優れたアクションの腕前を認められたイ・ミンホは、この日も血走った目つきと華麗な乗馬姿、剣のアクションシーンを披露するなど再びその存在感を証明した。
一方でイ・ミンホは、キム・ゴウンに対してのみ親しいスキンシップとストレートな愛情表現でロマンチックなときめきを与えながらも、眼差しとセリフで切なさと淡い雰囲気を表現した。
「もしあの門が閉じたら、全宇宙の扉を開く。そして、あなたに会いに行く」というセリフや、花を渡しながら涙で告白したときに着ていた服について、「最も輝かしい瞬間に。例えば、手に花を持ったいくつかの瞬間」に着るというニュアンスを込めた答え。大聖堂で時間が止まる中、テウルを見つめながら寂しそうに涙をこぼすシーンが悲しい運命を暗示している。以前より長く停止する静かな時間の中、ひとりだけ目を覚ましているという孤独、涙を拭いて再びテウルの肩に手を置いて写真を撮る姿など、視線、行動ひとつひとつに凄然とした雰囲気を表現しながら切なさを高め、同時に別の伏線を暗示した。
このようにイ・ミンホは、爆発しそうで簡単には爆発しない、抑えた感情表現に皇帝の威厳を示し、予測できない運命的なロマンスに対する切実さを倍加しながら巨大な平行世界を描き出している。些細な笑いを与えてときめかせたり、物悲しかったり、手に汗を握る複雑で微妙な感情の中で繊細に綱渡りするイ・ミンホの優れた演技力が真価を発揮し、視聴者をドラマにぐいぐいと引き込んで、平行世界のロマンスに自然に陥らせている。
イ・ゴンは、果たしてふたつの世界と運命的な愛をすべて守ることができるのか、緻密で繊細な人物の感情を表現してストーリーを完成しているイ・ミンホの残りの活躍が注目されている。
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