■現場の雰囲気は?
ウジェ:先輩らしくしないよう心掛けました。僕は出演者の中で圧倒的に年上です。もちろん大先輩もいましたが、他の共演者とも年の差があったので、僕はあえて先輩らしくしませんでした。そのほうが接しやすいですし。2人は僕の気持ちを察して気軽に話してくれたんです。現場ではイタズラしたりと楽しく過ごせました。
ソヘ:本当にお二人とも一番年下の私を気遣ってくれました。だから、とても楽な気持ちで撮影できたんだと思います。
ソンホ:ソヘさんは垣根をなくそうと、とても努力してくれました。僕たちが接しやすいように、わざとイタズラしたり冗談を言ってみたり。僕たちが疲れている時は和ませようと努力してくれました。本当にムードメーカーです。現場で頑張るソヘさんから僕たちは若いエネルギーをもらっていたんです。おかげで笑顔が絶えない現場になりました。次は僕を褒めて(笑)
ウジェ:ソンホさんはとても気配りができる人です。よくイタズラをした記憶があり、よく ふざけあっていました。ですから 現場では退屈しませんでした。長い間撮影現場にいましたが飽きることもなく楽しく過ごしました。ソンホさんはとても礼儀正しく気配りができる人です。僕の冗談に対しての切り返しが上手なのでとても楽しかったですね。
ソヘ:こんなに長期間の撮影は初めてで悩むこともありましたが、相談に乗ってくれて演技がしやすかったです。
■この作品を一言で表現するなら
ソンホ:“運命”です。それには理由があるんです。このドラマへの出演が決まる前の話ですが、実は軍隊に入隊しようと決めていて、しばらく芸能活動を休止しようと思っていたんです。除隊後にまた活動するつもりがオーディションを受けることになって合格しました。そのおかげで、大切な人たちに出会えました。僕に運命的な出会いをくれた作品だと思います。よかったですか?
ウジェ:退屈な話でした。
ソンホ:ひどいな(笑)
ソヘ:「最高のチキン」は“愛”です 。家族愛や友人との愛もあり、恋人との愛もあります。
葛藤する登場人物たちのさまざまな愛が見られますよ。
ウジェ:“新たなスタート”ですね。 役者としてのスタートを切る、新たな始まりになった作品です。ドラマの登場人物たちも新たなスタートを切ります。チェゴは脱サラして開業、
ボアは出会いによって、新たなスタートを切る。アンドリューはホームレスからシェフに返り咲く。全員が新たな一歩を踏み出します。新たな一歩を踏み出す視聴者の皆さんに勇気と希望を持ってもらえるドラマだと思ったので“新たなスタート”にしました。
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