何より、目を引いたのがテレビ初公開された自宅の様子。周りに自然がある平屋の一軒家で、外観はチラッとしか見えなかったが、かなり広そう。ソン・シギョンの主な「OFF」空間はリビング、キッチン、メインルーム(寝室)。リビングには使い込まれたようなレザーソファ、グランドピアノ、業者向けの冷蔵庫が配置されているのが目を引き、オシャレな雰囲気というより生活感のある雰囲気が親近感を感じさせた。
早速、シャワーを浴びて出てくると、濡れた髪をタオルで豪快にごしごしと拭き、そのまま頭にタオルを巻いて、夕飯作りへ。材料は、新型コロナウイルスで大変な農家を支援するため、産地直送の宅配サービスですでに調達。この日のメニューはチョッパル(豚足)と中国風オイムチム(きゅうりの和え物)だった。
チョッパルを作るのに、八角やローリエを使っていたが、キッチンにある調味料の多さにもビックリ。ちなみに、料理は計量せずに、目分量で作るのが楽しいそうで、何度も繰り返し、体で覚えていくというのだから、やはり本物の料理好きだ。
この日はチョッパルを煮ている間、モバイルゲームをしていたら焦がしてしまい、「歌は(失敗しても)もう1回歌えばいいけれど、焦げた豚はもう元通りにはならない」とショックを受けるも、すぐに応急処置で再生させ、ご満悦なソン・シギョン。葉野菜にチョッパルとオイムチムを巻いて口に入れ、「うわ~、おいしい」を連発。さらに、夕飯はこれだけでは終わらず、デザートとしてインスタントラーメン2袋分を作り、汗だくで食す姿がなんともワイルドだった。
ただ、広いテーブルで、一人でぽつんと食べる大きな背中から、哀愁が漂っていたのは気のせいではないだろう。自分の家を「ステキな空間。一人でいるのにちょうどいい」と言ったが、「2人でいればもっと、いや3人まで大丈夫」と結婚願望も匂わせたソン・シギョン。
現在、禁酒をしており、お酒の代わりに運動、料理に加え、SNS(インスタ)にも時間を費やしているとかで、アップした写真(ほとんどが料理)へのコメントもくまなくチェックするほどのハマりよう。放送時点ではフォロワー数8.1万人で、自分は10万人が限界だろうと自虐的な発言をしていたが、番組効果であっという間に10.9万人(5月4日時点)に。
やはりソン・シギョンの影響力は健在であり、魅力があるという証。家での無防備な風貌だけを見ると、冴えない感じすらするが、話すと博学ぶりが現れ、こだわりも随所に。率直に自分の考えや想いを語る一方、人の意見にも耳を傾け、常に学ぶ姿勢を持っているソン・シギョンがバラード歌手なのに、これだけバラエティに引っ張りだこになるには、ちゃんと理由があるということだ。
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