すると、ハン・ジェヒョンは「ジス、私も思い出しなんかしないよ。君は一度も思い出だったことはなかったのだから。心臓にぶら下がった石の塊で、喉にひっかかった棘だが、どうして思い出になる?」と話した。ハン・ジェヒョンの姿にユン・ジスは断固として「思い出にしておいて。私もそうなるから」と話した。
ハン・ジェヒョンは息子ハン・ジュンソ(パク・ミンス)の学校を訪れ、倒れたイ・ヨンミン(コ・ウリム)を見て、直ちに病院に移した。この事実を知って病院に来たイ・セフンはハン・ジェヒョンと接し、ハン・ジェヒョンは「インフルエンザだそうだ。ところでご飯もちゃんと食べてないようだ」と状態を伝えてその場を離れた。
離れながらハン・ジェヒョンはイ・セフンを見て「この野郎」と言い、遅れてやって来て驚いているユン・ジスとユン・ジスの頬を殴る姑を見て拳を握った。
チャン・ソギョンはユン・ジスの内偵調査をし、仮面をかぶったままピアノを弾くアルバイトをするという事実を伝え聞いた。これに「身の程を思い知ってもらわないと」と、夫ハン・ジェヒョンをそこに呼んだ。ピアノを弾いていたユン・ジスはその場に来たチャン・ソギョンを確認し、ずっと落ち着いてピアノを演奏した。
しかし、高価な服にワインがこぼれるという事件が起こった。その時、チャン・ソギョンが現れ、「服が高いだろうに…その服代は私が出そう。代わりにその仮面は外してくれたら嬉しい。 よりによって赤ワインが跳ねて」と、ユン・ジスを刺激した。
これにユン・ジスは仮面を投げながら、「演奏はしない。豚に真珠のようだから。お金で塗ったこのような浅薄なパーティーに高級な私の演奏がもったいないという意味で。服代は私が出す」と堂々と席を離れた。この姿をハン・ジェヒョンが遠くから見守った。
ユン・ジスは1人で静かな所に座って靴を脱いだまま父ユン・ヒョングの「お前が捕まえて食べたものだよ」という言葉を思い出しながら涙を流した。その時、ハン・ジェヒョンが現れ、男物の靴を履かせて「すまない、ジス」と目頭を赤くした。
ユン・ジスは「先輩、なぜ私が生き残ったのだろうか。毎日毎日座る暇がなく、生きても償いも罪も何も減らず。今はもう本当に休みたい」と涙を流した。
その後2人は浜辺を訪れ、ハン・ジェヒョンはユン・ジスに「生き残った人たちは理由があると思う。世界で君だけが出来ることがあるのだろうと。そして君が生きていることが私たちにとって祝福かもしれない。だから全部しても良い。休んでも良い、泣いても良い、辛ければ歯を食いしばって耐えなくても良い。私が側にいるから」と告白した。
さらに、「誰が見ても逸脱で、いくら初恋でも不適切な関係を正当化出来ないのに…どうして私は君を思い出に置いておけないのか?考えてみたけど…私たちの昔に答えがあった。君がそうだった。君の信念、君の世界が私だと。あの時私が出せなかった答えがある。私にとって君は夢だった。無くしてしまっていた夢と再び向き合うから。捨てられても、逃げられていもなかったよ。それが夢だから」と本音を打ち明けた。
これにユン・ジスは「夢だから。すぐに覚めるから」とハン・ジェヒョンに近づき、キスをした。
WOW!korea提供
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