キム・ゴウンは、「ザ・キング」で大韓民国刑事チョン・テウル役でガールクラッシュの魅力をアピールしている。チョン・テウルは、イ・ゴンが大韓帝国から大韓民国に平行世界を越えて来た理由だ。イ・ゴンが反乱の夜を経験した日、謎の男が落とした身分証明書の女性がチョン・テウルだった。キム・ゴウンは熱血刑事でカリスマ性にあふれるアクション演技も披露している。

キム・ゴウンは、映画「 ウンギョ 青い蜜」を通じて全裸シーンまで敢行する破格的なデビューを果たした。「チャイナタウン」では、強くて中性的なイメージのキャラクターで共演したキム・ヘスとともに女性ノワールの新しいシーンを開いたと評価された。映画「辺山（ピョンサン）」では、親密感のある故郷の友達というキャラクターのために体重を8kg増やして聞き心地のいいなまりを駆使して観客を映画に引き込んだ。去年はチョン・ヘインとともにメロ映画「ユ・ヨルの音楽アルバム」を披露した。アナログ感性を刺激する纎細で穏やかな演技で好評を博した。

キム・ゴウンは、今年6月に公開予定のユン・ジェギュン監督の映画「英雄」にも出演する。この作品は、2009年に初演されて全国民から愛されたオリジナルミュージカル「英雄」を映画化したもので、韓国映画初のオリジナルミュージカル映画でもある。キム・ゴウンは、敵陣のど真ん中で命がけで日本の情報を探り出す独立軍情報員ソルヒ役を演じる。歌を自ら歌うキム・ゴウンは、ある映画インタビューで「歌がとても難しくて崖っぷちに立たされた気分だった」と語った。3曲のソロ曲をキム・ゴウンがどのように歌いこなしたのかも気になるところだ。

ウ・ドファンは「ザ・キング」で、大韓帝国では皇室の近衛隊大将チョ・ヨン役、大韓民国では警察庁の国民請願室社会服務要員チョ・ウンソブ役という1人2役に挑戦して活躍する。チョ・ヨンとしては端正なヘアスタイルとびしっと決まったスーツ姿、チョ・ウンソブとしてはパーマ頭にカジュアル全く違った性格のキャラクターを披露している。
ウ・ドファンは映画では魅力的な助演として実力を築きあげてきた。「仁川上陸杯戦」では、諜報作戦を遂行した韓国軍部隊員のひとりだった。イ・ビョンホン、カン・ドンウォン、キム・ウビンらが主演した「マスター」では、チン会長(イ・ビョンホン)の腹心役で新人だったが強烈な印象を残して、「百想芸術大償」映画部門男子新人賞の候補にも上がった。

去年公開された「使者」では、黒い司教ジシン役で観客の視線をとらえた。7時間がかけた特殊メークやパク・ソジュンとのアクションまで、致命的でダークな魅力をアピールした。「神の一手：グィス編」では、残忍な囲碁スタイルを持つキャラクターであるウェトリ役で、朗らかな一方で残酷な面を持つ二重的キャラクターで物語の緊張感を高めた。

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