チェン・カイコー監督の傑作映画「さらば、我が愛/覇王別姫ザ・オリジナル」が韓国で5月1日に公開されることになった。
J&Cメディアグループは14日、「さらば、我が愛/覇王別姫ザ・オリジナル」を韓国で5月1日に公開すると発表し、映画ではもう一人の主人公コン・リーの熱演を紹介した。
第46回カンヌ映画祭パルムドール賞受賞作「さらば、我が愛/覇王別姫」は、レスリー・チャンはもちろんコン・リーの圧倒的演技にも大きな話題を集めている。「さらば、我が愛/覇王別姫」は最高の京劇俳優と呼ばれる二人の友情、愛、情熱で溢れた波乱万丈の人生を描いた映画だ。
コン・リーはアジアとハリウッドを代表する俳優であり世界の映画界が認めた圧倒的演技力を持っている。彼女は1988年チャン・イーモウ監督の「紅いコーリャン」でスクリーンデビューした後、チェン・カイコー監督等中国5世代映画監督の女神として演技派俳優の姿を遺憾なく発揮した。
その後1992年「秋菊の物語」でヴェネツィア国際映画祭主演女優賞を受賞する等、大衆と評論家から大きな評価を受けた。彼女は「中国が世界に贈る最も美しいプレゼント」と呼ばれ、アメリカの雑誌「TIME」の表紙を飾った最初の中国スターになった。
また、「SAYURI」(2005)、「ハンニバル・ライジング」(2007)等、ハリウッド映画に出演しただけでなく、今年下半期に公開される「ムーラン」では悪党魔女として戻ってくる。
このような作品を選ぶ眼識を持つコン・リーは「さらば、我が愛/覇王別姫」で力強い姿の裏に隠れた内面等多彩な姿を見せてくれる。京劇俳優小豆子(後の程蝶衣[チェン・ディエイー])の恋人で妻、そして二人の頼もしい協力者菊仙(ジューシェン)役を演じ、ディープな内面を演技で見せてくれる。
特に自分を嫉妬する二人に母性と憐れみを感じるコン・リーの感情的演技をスクリーンで見ることができることだけでも観客の期待が膨らんでいる。
WOW!korea提供