K-POPが全世界の音楽ファンの注目を受けるようになったのには、誰が何といってもアイドルグループの影響が大きかった。これまで韓国で誕生した多くのボーイズグループとガールズグループは、多様な魅力と音楽、そしてパフォーマンスを先立たせてグローバル音楽ファンの目と耳を虜にした。
アイドルグループの場合、メンバーがそれぞれ持っている特性及び強みを十分に発揮すると同時にチームワークまで備えれば、韓国はもちろん海外でも成功する確率はもっと高い。そのため、チームのリーダーの重要性は再三強調してもしきれないという評価を受けている。カリスマ性と柔軟性を幅広く兼ね備えたリーダーは、チームをいっそう力強く結んで、メンバーひとりひとりの長所も浮上させるからだ。
リーダーの役割がより強調されるこの頃、ニュース1はアイドルグループのリーダーの喜びや苦情などについて調べようと「僕はリーダー」シリーズを準備した。
その最初の主人公は、9人組ボーイズグループSF9のヨンビン(27·本名キム・ヨンビン)だ。
グループSF9の中心を握るのはリーダーのヨンビンだ。練習生の時からリーダー役をして来た彼は、数年間立派にチームをリードし、今のメンバーだけでなくファンにも認められる「成熟したリーダー」になった。
9人のメンバーが属するアイドルグループをリードするのは容易な事ではない。プレッシャーはないだろうか。ヨンビンは「ひとりの落伍者なしに長続きできたらいいという願いがあるので神経を使っています」としながらも「メンバーがそれぞれプロフェッショナルに自分の仕事をするので心配な部分はありません」としてチームのメンバーに対する信頼を示した。
もちろんその過程がひたすら順調だったわけではない。デビュー初期にヨンビンは「厳格なリーダー」であり、このためメンバーとぶつかったりもした。悩んだ末にメンバーとの対話に乗り出した彼は、チーム活動がスムースに続くためには、お互いに対する配慮がなければならないということを悟るようになった。今は、ヨンビンとメンバーは無言で目つきだけ見てもお互いが願うものが何なのかわかるほどに固いチームワークを誇っている。まさに雨降って地固まるだ。
2016年にデビューしたSF9は、初期にはスポットライトを受けることができなかった。1位のトロフィーを握りしめるまで4年という時間がかかった。チームのリーダーとしてメンバーを励ましながら活動を続けることが簡単ではなかっただろう。それにもかかわらずヨンビンは「むしろ遅れて注目されたおかげで、うまくいくことに対して感謝するということを知ることができたのではないでしょうか」と淡々と語った。そうする中、今年始め「Good Guy」で初めて音楽番組で1位を獲得した時を「忘れることができない瞬間」として、「その時は本当に感嘆詞しか出ませんでした」と幸せだった当時を思い起こした。彼は、今がまさにSF9の「ターニングポイント」だとしながら今後より良い音楽とパフォーマンスで大衆の前に出たいという希望を示した。
ヨンビンは記者と対話をしながらも、所々でSF9のひとりひとりの魅力を誇るので忙しかった。メンバーに対する愛情とチームに対する責任感が大きく見えると伝えると「僕にはSF9がとても大切です」という答えが帰って来た。ヨンビンは同じ目標に向かって駆けていくSF9の友情が永遠だったら嬉しい、自身はその中に楽に解け込むリーダーでありたいという希望を伝えた。
Q.自己紹介をお願いします。
A.SF9のリーダーヨンビンです。リードダンサーとリードラッパーを担当しています。ダンスとラップではチームで2位だと思います。ダンスの1位はチャニ、ラップの1位はフィヨン?(笑)ですが、対外的にはすべての分野で1位でありたいです。
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