グローバルな人気ガールズグループに生まれかわったBLACKPINKもカムバックを準備中だ。これに先駆けてYGはBLACKPINKのカムバックを3月に予定したが、新型コロナ感染症を始めとして多くの問題でカムバックが持ち越された状況だ。カムバックは延期されたが、BLACKPINKが4月に発表されるレディーガガのニューアルバム「Chromatica」にフィーチャリングで参加するというニュースが伝わってグローバル活動に対する関心が集中した状況だ。BLACKPINKは、音源とアルバムの成績だけでなくファッションでも波及力を及ぼしていて、彼女たちのカムバックに期待が集められている。
YGは11日、G-DRAGON、T.O.P、SOL、D-LITEらBIGBANGのメンバー全員の再契約を知らせた。これとともにYGは、今年BIGBANGのカムバックを宣言した。まだ具体的なカムバックスケジュールが確定されてはいないが、今年中に新しい音楽でファンを訪ねるという計画だ。YGの「キャッシュカウ(Cash Cow/収益源)」役であるBIGBANGの再契約のニュースだけでYGの株価は上がった。再契約が知らされた後、YGの株価は前取引日より750ウォン(2.96%)上昇した。
しかしながらBIGBANGのカムバックを両手をあげて歓迎する雰囲気ではない。BIGBANGの音楽が大衆文化の流れを変えたことは認めるが、道徳性に欠けた彼らの芸能活動は嫌だという意見が大多数だ。BIGBANGはSOLを除く残りのメンバーが全て違法行為を犯したという疑惑がある。G-DRAGONとT.O.Pは大麻を吸い軍服務の特恵疑惑を受け、D-LITEは風俗店不法営業幇助などの違法行為を犯したという疑惑を受けた。
何よりこのような問題にも自粛と反省がない横柄な態度はマイナスイメージのひとつの要因だ。T.O.Pは、除隊後SNSを通じて大衆を非難して「芸能界に復帰する意思がない」と宣言したが、結局は活動に合流した。G-DRAGONは麻薬を連想させる写真をSNS掲載した。2011年大麻喫煙疑惑で検察の調査を受けて起訴猶予処分を受けたG-DRAGONは、2014年にも「Molly」と書かれた写真を掲載して一度問題になった。麻薬で社会的物議をかもしたG-DRAGONのこのような行動は大衆をあざ笑っているのではないかと指摘されている。
問題続きのYGは、持っていたすべての宝石を「宝石箱」から取り出した。マイナスイメージも乗り越えて株価も上限価を記録したいが、YGに対する世論は相変わらず否定的な性向が強い。取り掛かりはしたが、その結果が彼らが願う方向に向かうかはまだわからない。
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