格闘家ブライアン・オルテガから暴行を受けた韓国ラッパーのパク・ジェボム(32)が、問題視された自身の通訳について説明した。
パク・ジェボムは10日、自身のTwitterに「インタビューをもう一度見直してみたが、笑えるのはチョン・チャンソン(韓国人格闘家)が横に抜け出たとさえ話していなかった。チョン・チャンソンは彼(オルテガ)が既に一度逃げ出したと言い、僕はその発言を『逃げた』と解釈した。これは根本的に同じ意味だ」とし、『僕はその騒動の過程で、広報しようとして通訳を誤ったという言葉は馬鹿げている」と主張した。
もともとチョン・チャンソンは「逃亡した」にちかいニュアンスで「逃げ出した」と韓国語で発言していたが、パク・ジェボムは英語で通訳する際、ややソフトに「逃げた」と通訳したとの説明だ。
また同日、パク・ジェボムはInstagramのストーリー機能を通して「逃げ出したという部分(チョン・チャンソンの発言)について、僕は英語で『逃げた』と通訳したが、よく考えてみると、むしろソフトに通訳してあげたのに」と投稿。オルテガに対し、不満を爆発させた。
これを前にチョン・チャンソンは去る8日、米国ネバダ州・T-モバイルアリーナで開かれたUFC248に招待を受けて出席。この場には、チョン・チャンソンの事務所AOMGの代表を務める韓国歌手パク・ジェボムも同席していた。
当時、チョン・チャンソンが席を外した際、オルテガが歌手パク・ジェボムに近づき、手で頬を殴る騒ぎが発生。この背景には、以前の”通訳”があったという。チョン・チャンソンは、昨年12月に予定されていた対戦にオルテガの負傷によりキャンセルされると「オルテガは逃げた。(あえて)彼を捕まえたくない」と皮肉ったが、これを通訳したのがパク・ジェボムだった。オルテガは、チョン・チャンソンの通訳を手助けしたのと同時に、事務所代表でもあるパク・ジェボムに不満をもち、これが原因で騒動が勃発していた。
WOW!korea提供