チョン・ジュニョン&チェ・ジョンフン、控訴審裁判で問われる3つのポイント“犯行否認の理由、抵抗不能、証拠能力”

裁判所が抵抗不能は女性に性的暴行を行った容疑などで1審で有罪判決を受けた歌手兼タレントのチョン・ジュニョンと「FTISLAND」の元メンバー、チェ・ジョンフンに控訴審の裁判に関する計画を明かした。裁判所はチョン・ジュニョンとチェ・ジョンフン側に正当な犯罪否認の理由、逆らうことができない状態に対する判断、予見が不備な証拠に対する証拠能力を認めるかどうかをめぐり控訴審の裁判を進めると明らかにした。

21日午後、ソウル中央地方裁判所で開かれたチョン・ジュニョンとチェ・ジョンフンの控訴審裁判で、裁判部は公判期日を延期した。裁判部が裁判期日を延期した理由は控訴理由の判断のため、両者に証拠を提出する機会を与えるためだった。裁判部は本格的な裁判を2月末に行うと明らかにした。

控訴審の裁判部は弁護人の控訴理由に対して疑問を提起した。裁判部は弁護人が犯行を否認する理由が正常な性的関係だと見たのか、正常ではないが犯罪ではないとみるのか、普段も事件と同じ性的関係を行ったためなのか、刑事訴訟上証明が不足しているためなのか立場を明確にするようにと要求した。

次に裁判部は弁護人が主張するメッセンジャーでの会話の証拠能力に対しても判断すると伝えた。弁護人たちはメッセンジャーの会話が不法に収集されたため、証拠にはならないと一貫して主張した。しかし1審の裁判部は要件が不十分な証拠も証拠能力があると判断した。2審の裁判部は刑事訴訟法上要件が不備な証拠の証拠能力に対して判断すると説明した。

(2ページに続く)

・“集団性暴行容疑”チョン・ジュンヨンに懲役6年=元「FTISLAND」チェ・ジョンフンに懲役5年の判決

・“集団性暴行疑惑” チェ・ジョンフン「毎日毎日懺悔する気持ちで生きる」

・韓国検察、“集団性暴行容疑”チョン・ジュンヨン&チェ・ジョンフン(元FT)らに保護観察命令を請求

・少女時代ユリの兄クォン氏、チョン・ジュニョン-チェ・ジョンフンより量刑が重い理由

2020.01.21