俳優ソン・ガンホ、「『パラサイト』でSAGアンサンブル賞を受賞、大物俳優の前で光栄…決して忘れない」

 

Deadline.comによると、ソン・ガンホは舞台に上がると出演者を代表してマイクを手にし「題名は『パラサイト 半地下の家族』ですが、私たちが共に暮らす方法、“共存”に関する話だと考えています。最高の栄誉であるアンサンブルキャスト賞を頂いて、私たちが失敗作を作ったわけではないのだと実感しました。尊敬する俳優の方々の前で、この賞を受賞することができ、光栄です。今日という美しい夜を決して忘れません。本当にありがとうございました」と受賞コメントを残した。

イ・ソンギュンも「今僕たちがハリウッドの“パラサイト”であるように、願わくは『パラサイト 半地下の家族』が得たチャンスと成功をきっかけに、全世界の様々な映画が共存してほしいです」と話した。チェ・ウシクは「他の国にも“伝説”と言われる俳優がたくさんいらっしゃいます。より多くの外国語映画、アジア映画を見ていただけることが心からの願いです」と語った。

ポン・ジュノ監督は「パラサイト 半地下の家族」の受賞後なにバックステージで「今回の受賞がアカデミー賞にどんな影響を及ぼすと思うか?」という質問に「勢いがついているのは事実です」としながらも「今日、同僚の俳優たちに認められた『パラサイト 半地下の家族』の出演俳優たちにとって、本当に大切で嬉しい夜となりました。オスカーについては何が起きるか誰も予想ができません」と話した。

今日の受賞によって「パラサイト 半地下の家族」がアカデミー賞を受賞する可能性も高まった。SAG賞は映画俳優、スタントマン、声優、エキストラ、モデル等が会員の全米映画俳優組合が主催しているからだ。SAG所属の俳優はアカデミー賞の投票にも参加している。

SAG賞は世界最大の俳優労働組合であるSAGが毎年開催する受賞式で、映画とテレビの分野で活躍した俳優たちに賞を贈っている。

「パラサイト 半地下の家族」は2月に開かれる第92回アカデミー賞で、作品賞と監督賞、国際映画賞(旧 外国語映画賞)、脚本賞、編集賞、美術賞の6つの部門にノミネートされた。韓国映画としては初めてアカデミー賞の候補にあがった。

 

WOW!korea提供

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2020.01.20