韓国Mnetのオーディション番組「PRODUCE」シーズン3、4の得票数操作事件と関連し、MnetのアンPD(プロデューサー)とキムCP(チーフプロデューサー)が業務妨害、詐欺などの疑いで拘束起訴された中、Mnetが重ねて謝罪の意を表した。
3日Mnetは「当社の番組で物議を起こしたことに対して視聴者とファンの皆さんおよび練習生や所属事務所関係者の皆さんに心からお詫び申し上げる」とし「現在、捜査に誠実な姿勢で協力しており、結果によって内部措置も取る」と明らかにした。
そして「関係者の皆さんとの協議を通じて早期に補償案と刷新対策および『IZ*ONE』と『X1』の今後の計画を発表できるようにしたい」とし「ただ何の過ちもないアーティストたちと練習生たちにさらなる被害が発生しないようご配慮いただくよう心よりお願い申し上げたい」と付け加えた。
アンPDとキムCPが主軸になって企画した「PRODUCE」シリーズのうちシーズン4に該当する「PRODUCE X 101」は今年7月19日に放送が終了した。生放送で行われた最終選抜戦で参加者の得票数から一定倍数が表れ、関連疑惑が提起された。論議が沈着化しておらず同月24日にMnetは結局集計過程に間違いがあったと明らかにした。しかし順位自体は変動がなかったと伝えた。
スタッフの釈明にも疑惑をすっきりと解消できなかった有料投票をした視聴者たちは自分たちが応援した練習生たちに対する不当な介入があったと疑惑を抱き、結局Mnetのスタッフを告訴および告発するに至った。
ソウル中央地検は今年8月5日に「PRODUCE X 101」の視聴者たちで構成された真相究明委員会が詐欺および偽計による業務妨害容疑でMnetの親会社であるCJ ENMと「PRODUCE X 101」のスタッフ、所属事務所の関係者たちを告訴および告発した事件を刑事6部に配当した。警察はMnetの事務室と一部の芸能プロダクションを押収捜索し、調査を続けてきており、「PRODUCE X 101」の捜査事態と関連して、アンPDとキムCP、芸能事務所の関係者、CJ ENMの高位関係者など10人余りを立件した。さらに11月14日、アンPDと番組担当のキムCPは業務妨害または詐欺、背任収賄、請託禁止法違反の疑いを受け、起訴意見で検察に送致された。
なおこの波紋が広がると、「PRODUCE」シリーズを通じて誕生したプロジェクトグループの「IZ*ONE」と「X1」は活動を中断した。
WOW!korea提供