パン・シヒョク代表は「数多くの公演の数々の中でなぜ『ライブエイド公演』が、数多くの同世代のアーティストの中で、なぜ『防弾少年団』がそのような証明を成し遂げることができたのか」と問い返し、「それがよいコンテンツだから」と答えた。そして彼は「『ライブエイド公演』と『防弾少年団』、この2つはたとえ異なる世代に生まれ、互いに異なるコンテンツであるが、いずれもよいコンテンツである。時代と世代に対する果敢で積極的な、時には挑発的な発言を盛り込んでいるためだ」と述べた。
そして「さらに重要な点は過去と異なり、今の時代には発言の普遍性だけではよいコンテンツにはなれないということだ。その発言は普遍性を帯びると同時に、特殊な趣向共同体の熱狂もまた引き出すことができなくてはならない」とし「過去とは違う方法論が必要だ。それは、一定の趣向を持った人々のとてつもない熱狂を通じて存在感を伝え、その熱狂に寄り添い、さらに大きな成功を導き出すということだ」と詳しく説明し、映画『アベンジャーズ』シリーズを例に挙げた。
パン・シヒョク代表は「現代の"よいコンテンツ"とはすべてが自身の話だと共感できる普遍的な発言であり、同時に趣向の共同体の熱狂を導き出すことができる特殊な形の発言でもあるべきだ。結局、よいコンテンツは今、この時代に必ず投げかけなければならない発言だ」とし「34年前、『ライブエイド公演』が人工衛星を通じた生放送の技術の存在価値を得たように、今『防弾少年団』がYouTubeの技術の波及力を証明するように、私たちならではの発言と理解を込めたコンテンツを作り出すことにより、第4次産業革命が披露する新たな技術の存在価値を証明する人、その人に投資すべきだ」と付け加えた。
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