LEMONAの価格は、今回のパッケージデザインや会社の経営状況、物価上昇、広告モデル料などを反映し、5〜10％引き上げられる見通しだ。会社側は「LEMONA60個あたりの消費者価格はこれまでと同様に1万5000ウォン（約1500円）を推奨するが、薬局供給額が上昇し、実際の販売価格は調節される可能性もある」と述べた。

慶南製薬は、韓国証券市場KOSDAQ委員会による上場廃止の審査決定を控えている。同社は今月14日、韓国証券市場に改善計画の実施明細書を提出した。これにより、KOSDAQ委員会は来月5日頃に上場廃止の要否を決定することが予想される。韓国証券市場は、慶南製薬の横領∙背任の疑いや経営の透明性などを総合的に判断する計画だ。

ここで上場維持が決定されると、次の日から株式取引が再開される。しかし廃止が決定されればその後に異議申請が受け入れられることは皆無に等しいため、これが事実上最後のチャンスと言われている。慶南製薬は昨年3月2日、金融委員会から粉飾決算の不正を指摘され上場適格性の実質審査対象となり株取引が停止されてきた。その後２度の改善期間を与えられ、今回、改善計画の履行明細書を提出するに至った。

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