独特の感性が発揮される
イ・ジュンギは時代劇の魅力を分析している。
「表現の違いが大きいですね。現代劇は生活の中の細やかな演技を表現する面白さがあり、時代劇では形が決められていない表現を想像して演じていく楽しみがあります」
そんなイ・ジュンギが最後に時代劇に主演したのは『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』だった。
このドラマでイ・ジュンギは高麗王朝の初代王・王建(ワン・ゴン)の息子に扮している。やがては、名君のほまれが高い4代王・光宗(クァンジョン)になる人物なのだが、物語では複雑な境遇を抱えた王子が偉大な王になっていく過程がファンタジーとロマンスを交えて描かれていた。
イ・ジュンギは「時代劇では形が決められていない表現を想像して演じていく」と語っていたが、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』では、彼の独特の感性が発揮されて光宗を見事に演じきっていた。
2017年からは『クリミナル・マインド』『無法弁護士』と現代劇が続いたが、次回イ・ジュンギが主演するならば久々に時代劇になる確率が高いと言える。
果たして、どんな作品を選ぶのか。
イ・ジュンギの次回作を大いに期待したい。
文=「ロコレ」編集部
コラム提供:ロコレ
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