「俳優としての僕のイメージが心配になりました。大衆がコン・ユという俳優を思い浮かべた時、ある期待があります。映画を見ながら『コン・ユのどこが平凡な夫なのか』『映画が非現実的だ』と言う人々がいるので、そんな考えなどが映画に集中するのに邪魔にならないだろうかと思いました。映画を肯定的に見てもらえたら良いですが、観客の否定的な考えが映画を見た後も残っていたら、それは僕が克服すべき責任だと思います。」
映画は、家父長的社会の慣習と韓国女性たちが経験する差別を扱った原作を映画化したもので、製作過程から話題になった。コン・ユはこの映画は誰かを規定する話ではないと強調した。
「見る観点や基準にしたがって誰かには見苦しい映画になりえますが、その観点も理解しようと努力します。観客に『僕の考えが正しいので、あなたは間違っている』と一歩的に強要することはできません。各自の判断に任せます。」
コン・ユは、この映画をきっかけにもっと多様な作品が上映されたら良いと話した。彼は「『82年生まれ、キム・ジヨン』や『ミス・ペク』のような映画などがたくさん出たら良いでしょう」として「よくエンターテインメント的な要素を持った映画が大きく成功するのが実情で、観客がそんな作品を好むのが現実です」としながら残念そうだった。続いて「俳優が作品を選ぶ時に多様性を持って選択したらいいと願います」と強調した。
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