この過程で、元のデータを変更することができる可能性が生じる。投票集計メーカーの元のデータがそのまま放送に入力されるのではなく、番組制作の過程上のデザインチームを経なければならないためだ。そのため、各放送局のデザインチームは、お互いに連絡を取って投票数を確認することもしばしばあったという。実際の得票数に0を1つだけ多く付けても得票数の差が大きくなるため、デザインチームでは、一般的に数字を誤って入力しないだろうかと気に掛けるという。ただし、デザインチームまたは、制作スタッフたちだから、意図的に投票数を誤って入力する可能性は大幅に少ない。
去る15日放映されたMBC「PD手帳」は、「プデュX」の制作当時、女性PDが部調整室に投票結果を提供したと発表した。「プデュX」の制作陣Cは「(該当女性PDから受けた数を)一つでも間違えるといけないからビクビクしながら字幕を入力したんです」と語った。
Mnet「エムカウントダウン」は、5月ソーシャルメディアスコアを誤って入力して順位を誤って発表したことがある。NU'ESTが1位と発表されトロフィーを胸に抱えたが、ファンが放送直後スコアの集計問題を提起すると制作陣は1位をOH MY GIRLに訂正した。当時製作スタッフは公式立場で「ソーシャルメディア集計部分を手入力する過程で担当者のミスがあった」と述べた。
「プデュX」の制作陣は、投票操作論議がふくらんだ初期の7月24日、「放送で発表された個々の最終的な得票数を集計および配信する過程でエラーがあったことを発見することになった」と公式立場を出した。「X」のメンバーを含む最終的な順位には異常はないとした。しかし、後に「プデュX」を放映したチャンネルMnetが責任を負うことがある場合はないと言って、直接警察に捜査を依頼しながら議論が増幅された。「プデュX」ファイナルの元のデータと放送に出てきた投票数の確認を終えた警察は「プロデュース」シーズン全体を含めて「アイドル学校」まで捜査を拡大した。
「PD手帳」は、現場部調整室に文字投票を担当したPDがいなかった隔離された空間で別々に文字投票の集計を担当した女性PDが携帯電話を介して部調整室に投票結果を提供したとした。ここまでは可能なことである。しかし、担当PDが情況上の操作をした可能性が大きい、その投票結果を誰かから渡されたかまでは明らかにされなかった。
「PD手帳」は、ナレーションで「それならば投票結果の送信者は誰だったのでしょうか?」と疑問を提起した。続いて、別の「プデュX」の制作陣と国会議員補佐官の言葉を借りて「(「プデュX」の操作事態は)アン・ジュンヨンPDが一人で成し遂げられる問題ではない」「(操作が)上層部も巻き込まれている可能性が高いから」というコメントを出した。「プデュX」事態の本当の背後に関心が集められる。「プデュX」制作陣は現在警察の捜査を受けている。
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