「スーパースターK」シリーズから「アイドル学校」「プロデュース」シリーズなどに至るまで、Mnetは、これまで数多くのサバイバル番組を制作し、放送した。これらのプログラムの共通点は、視聴者が生放送中文字投票で参加できる公開サバイバルの形式をとっているということだ。しかし、視聴者は、自分たちが参加した投票がどのような順序やプロセスを通して生放送で最終集計され表示されるのか詳細を知ることができなかった。これは投票集計システムの信頼性に関する問題なので、あえて視聴者まで詳しく知る必要もなかった。
しかし、最近、「プロデュースX101」(以下「プデュX」)デビュー組の操作論議を契機に、文字投票集計システムの透明性と信頼性に傷が生じた。プデュX最終デビュー組を決定する過程で、文字の投票疑惑が提起され、操作性に疑惑があがり始めた。一部では、文字投票データ収集業者が実際に存在するのではとの疑問を抱いた。
複数の放送関係者によると、生放送をするとき、視聴者の投票数は集計される。「プデュX」ファイナルの場合は、各出演者が票をどのように受けたのかは、集計することができるというものである。集計された票の数は、放送画面に挿入される字幕を作成し入力するデザインチームや部調整室に伝達される。デザインチームは、伝達された数字を直接入力する。
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