防弾少年団(BTS)、サウジ首都で単独公演する初の海外グループになるまで

1987年に建築されたリヤドスタジアムは、総合競技施設であり、主にサッカーや陸上競技場として使われている。世界で一番大きな屋根を持った競技場で、巨大な傘模様の構造物と24個の柱が配置された独特の造形美を誇っている。コンサートで雄壮で圧倒的なステージを見せてくれることで有名な防弾少年団との調和に期待が集まっている。リヤドスタジアムは、また1989年に「FIFA世界青少年サッカー選手権大会」の主競技場として使われ、1992年と1995年、1997年には「FIFAコンフェデレ―ションズカップ」もここで開催された。女性たちの入場は、2017年9月から許された。

リヤドスタジアムの座席数は70000席だが、Big Hitエンターテインメントは防弾少年団の公演を見る座席数は、視野確保などの理由で30000席に制限したと明らかにした。指定された座席は、早くから全席完売した。公演前日に現場で会ったアーミー(ARMY:防弾少年団ファンクラブ)は、チケットを手に入るために前売りサイトに入ったとたん、待期時間がとても長くて大変だったと口をそろえて訴えた。

マレーシアから来たリア(30)さんは、「チケットマスター(防弾少年団サウジアラビア公演チケットの前売りサイト)に入って朝8時から待った。やっとチケットを手に入れてみるとその日の夕方8時だった」と話した。リヤドから来た男子高等学生カシム(17)君は「チケットマスターで8時間待った。チケットを手に入れるのが本当に難しかった」と語った。

今回の公演は、防弾少年団がデビュー後初めての持った長期休暇が終わって初の公式日程でもある。防弾少年団が公演のために中東の地をまた踏んだのは、2016年アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開催された韓流祭り「KCON 2016 Abudabi」以来3年ぶりだ。「KCON 2016 Abudabi」で他の歌手たちとK-POP祭りのハイライトを飾った防弾少年団は、3年ぶりにリヤドスタジアムで単独公演を開催する世界的なスーパースターに成長した。

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2019.10.11