안 돼요(アンデヨ)は「ダメです」という意味です
第17回「否定形の作り方」
今回は会話でよく使われる否定形について説明しています。旅行に行ったときには、いろいろな勧誘があるので、きっぱりと断ることが大切です。そんなときのために否定形を覚えておくといいでしょう。
「チュセヨ」について
康「『チュセヨ』(주세요)について説明していきましょう。『チュセヨ』は『ください』という意味ですが、とにかく用途が広いですね」
ウィ「多いですね」
康「一番単純に言うと、『お金ください』は『トン チュセヨ』(돈 주세요)でしょ」
ウィ「コンサートに行く前とか終わってからでも何か食べに行くでしょ。そしたら、ご飯は『パプ』(밥)、キムチは『キムチ』(김치)で、それに『チュセヨ』を付ける。韓国はおかわりが自由なので、空いた皿を渡しながら『キムチ チュセヨ』(김치 주세요)と言えば、『キムチ、ください』となったり、『パプ チュセヨ』(밥 주세요)と言えば『ご飯、ください』と使えますね」
康「私がよく使うのは『トー チュセヨ』(더 주세요)だね。『トー』は『もっと』という意味。『チュセヨ』は本当に韓国でよく使う言葉なので、かならず覚えてください」
ウィ「そして、もらったら『カムサハムニダ』(감사합니다)や『マシッソヨ』(맛있어요)と言う。『美味しいです』という意味の『マシッソヨ』もよく使います。『ごちそうさま』は『チャルモゴッソヨ』(잘 먹었어요)とかもありますが、ちょっと発音が難しい。それなら、『マシッソヨ』でも通じるし、発音しやすいから良いと思います」
アンデヨを使う
康「『マシッソヨ』はよく使うね。いずれにしても、『チュセヨ』というのは本当に韓国でよく使うので、ぜひこの『チュセヨ』の使い方を学んでほしい」
ウィ「買い物に行ったときも、指さして『チュセヨ』と言えばできます。それからタクシーに乗ったときに、自分たちのホテルが明洞(ミョンドン)にあるのならば、『ミョンドン カ チュセヨ』(명동 가 주세요)と言います。『カ チュセヨ』は、『行ってください』という意味です」
康「また、韓国ではよく『アンデヨ』(안 돼요)という言葉を聞きます。韓国の人は意思がはっきりしているから、いいのか悪いのかを曖昧にしない。旅行に行ったときにいろんな誘いがあっても、自分がいいのか良くないのかという意思表明をはっきりする必要がある。『アンデヨ』というのを韓国語でかならず覚えたほうがいいと思います」
ウィ「『アンデヨ』は『ダメです』ということでよく使われます。たとえば、『ここは撮影禁止です』というときは、『サジン アンデヨ』(사진 안 돼요)と言います。その前に、『テヨ』(돼요(?))もよく使います。カードなどを見せながら『イゴッ テヨ』(これ、いいですか)という感じ。『いいですか』と聞くときは、『テヨ?』(돼요?)と聞くのが一番です」
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