ムグァン役の新人俳優ファンヒ、「『アスダル年代記』は演技を渇望していた時に出会った作品

経験が浅い彼が良いチャンスを得た。ファンヒは「監督の立場からも検証されていない僕を選んだことは、簡単ではない決定だったようだ」としながら「いい役を任せてくださったことに感謝し、僕は運が良かったと思う」と語った。また「『アスダル年代記』は僕だけでなくすべてのキャストとスタッフの血と汗がにじみ出る情熱の作品」としながらも「時期や環境的に大変だった部分があったが、一度も試みたことのないジャンルなので、みんなで一緒に作り上げようという思いを共有していた」と述べた。

奥地を背景にしただけに携帯電話もつながらない場所で、テカン部隊のキャストたちは皆、軍隊のような戦友愛を感じながら苦楽を共にしたという。

「撮影が終われば先輩たちと高タンパクな食事をどうすればいいかと悩んだ。みんな体作りをしている時なので、お酒は特に飲まずにプロテイン情報を共有していた(笑)電話も通じない撮影現場ではお互いに丸太をダンベルのように持って運動をしていた」

「アスダル年代記」で会った同僚や先輩たちから学んだことも多かった。

「僕がもっと表に出る俳優になるために何をすべきかととても悩んでいた時に感じたことがある。先輩たちの“忍耐力”を見た。実際、撮影現場にずっといれば疲れる。撮影の準備ができれば外に出て撮影し、また戻ってくるのではなく、現場でずっと立ち続けて雰囲気を支えてくれる。チャン・ドンゴン先輩は一度も腰を下ろさなかった。最初はそれが不思議だった。『医師ヨハン』でのチソン先輩もそうだった。体力や精神力からもすごいと思った。僕もそのような姿を見習わなくてはという思いになった」

良い出発を遂げたが、相変わらず謙遜モードをキープしていた。「ドラマを自評するなら、うまくやったと思うのか?」という質問に首を横に振った。「僕ではない他の人がやってもうまくいったと思う。気を引き締めなければ、傲慢にならずに演技を続けられると思う。すべてのことに感謝する気持ちだ。それでも良い反応を送ってくれる方々のおかげで大きな力を得ている」と述べた。

WOW!korea提供

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2019.09.26