ムグァン役の新人俳優ファンヒ、「『アスダル年代記』は演技を渇望していた時に出会った作品

自らさらに“動物的”という感じを出すためにさまざまな努力を傾けた。

「フィットネス選手たちが行うタンニングマシンを10回以上受けた。元々色黒の方だがもっと日焼けした。テカン部隊のメイクを施してくれるチームが僕は薄めでも大丈夫だと言われとても気に入った(笑)戦士の役柄のために2、3か月間乗馬やアクションスクール、クロスフィット、ジムに通いながら過ごした。1日に7食ずつ食事をしながら体重も増やした。もう少し脅威的な感じを出すためだった。1日に鶏のささみを1kgずつ食べた。7kg程増やして撮影した」

彼が見た部隊のムグァンはどんな人物だったのだろうか。

「一番先頭を切って出てくる人物だ。台本を見てムグァンという人物自体インパクトが強かった。よく見られるキャラクターなので、僕がよく準備してみたかった。1年ほど活動を休みながら渇望し、演技に対する渇きが大きかった時に出会った役なのでより深く没頭した。台本に残忍な人物という表現はなかったが、何かを楽しめる人物のようだった。ムグァンは行動においてわずらわしさがなく悩みがない。“楽しむこと”と“笑うこと”というヒントを集めて、あえて残忍にしてみようと努力することなく、この状況をうまく伝えようという思いで臨んだ」

第2話でムグァンが咆哮するシーンのインパクトが強烈だった。テカン部隊の威容を示すシーンだった。これについてファンヒは「天気も寒くて待機時間も長い大変な現場だったことを覚えている。弓を放った後に大声を上げたが、身体の筋肉が咆哮したような感じがした。その時に監督がこのシーンからまた撮り直そうとおっしゃったので、いいシーンができたようだ」と述べた。

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2019.09.26