そして、いよいよライブ本番。平日の昼公演にもかかわらず、たくさんのファンが集まり、元気いっぱいに熱烈な声援を送るファンたち。それに後押しされるように、メンバーたちもオープニングからエネルギッシュなステージを展開していく。
日本デビューシングル「熱い思い」のステージでは、客席からの撮影OK曲になっていたので、メンバーたちはいつも以上に、爽やかでキュートな姿を見せながら、ハツラツとしたパフォーマンスを披露。また、K-POPカバー曲では、曲ごとにさまざまな表情を見せながら、キレキレのパフォーマンスを繰り広げ、ファンを魅了した。
そして、一番の盛り上がりは、やはり新曲「BABY COME BACK HOME」のステージ。同曲は、疲れて彷徨い歩く若者たちに、希望を失わずに自信を持って、もう一度挑戦しようというメッセージが盛り込まれた曲。
「PRODUCE X 101」の振付師クォン・ジェスンが振付を手掛け、メンバーたちは手の動きを活用したポイント振付から、パワフルなカッコよさが際立つシンクロダンス、歌詞に合わせた表情などで、見どころいっぱいの洗練されたステージを披露し、ファンの目をくぎ付けにした。
また、本番前にゼスが準備していたMCでは、トークショーという形式で、ゼスがホストとなり、メンバーたちが“怒りたい状況”をテーマにトーク。
3択の中から、一番怒りたいものを選ぶというもので、最初のお題は、「カラオケ」。選択肢は1.上手くないのにハモってくる人。2.一緒に歌おうと言ったのに、自分だけ歌う人。3.歌っているのにスマホを触っている人。すると、1番はまさにバウンのことだと盛り上がるメンバーたち。
スルチャンが1番を選んだ後、ジアイは「僕はバウン!」と答え、バウンいじりを始め、会場は爆笑の嵐となった。続いて、ロイは3番を選び、ヒョンは2番。そして、バウンが1番ではなく、「スマホを触っていたら、テンションが上がらない」と3番を選ぶと、ロイから「でも、一緒にカラオケに行ったら、お前もケータイ触るじゃん!」とつっこまれ、撃沈(笑)。ウジンからも「僕もバウン君です」とダメ押しされ、思わず「ごめんなさい」と反省する(!?)バウンだった。
また、「後輩や友達におごるときの嫌な状況」というお題では、ほとんどのメンバーが「頼んだものを残す」を選んだ中、唯一ウジンだけが「勝手に高いメニューを頼む」を選び、「明日大事なものを買うつもりだったのに、お金がなくなっちゃったらどうしようって思うから」と答え、しっかりした一面を見せた。
そして、トークを頑張ったメンバーたちに、ゼスからお菓子のプレゼントが渡され、みんなポケットにしまう中、ロイだけはその場でお菓子の封を切り、一人モグモグタイムで食べる姿を見せるというアドリブで、ファンを楽しませた。
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