「いよいよ今日(ファイナル)が来ました。プレゼントも用意しています。まず、アルバム『EVERLASTING』でジェジンと一緒に作った曲をライブで初めてやります」とホンギが言って、ジェジンのセクシーなベースがうねる「IF U WANT」を初パフォーマンス。アウトロからスンヒョンの印象的なギターリフへつながり、そのまま「TOP SECRET」に突入。この2曲は、アンコールライブのために用意された曲だ。続く「シアワセオリー」、そして「みんなの声もらうぞ!」という声でファンが一斉に歌い出すシングアロングが美しい「AQUA」というFT流Jロックで一体感を高めた。
「もうちょっと狂っていけるのか? ソリジロー(叫べ)!」という煽りで、韓国でアイドルからロックバンドへの脱皮を改めて認知させたFT流ハードロック曲「Take Me Now」と「PRAY」でシャウト。韓国語で歌うホンギはまた別の表情を見せてくれるし、一層熱のこもったそのボーカルに併せて歌うファンの熱量も上がる。
「パンツまでビショビショだー!」と、MCで笑うホンギ。「来年、俺ら日本デビュー10周年なんですけれど、来年はライブができないので、季節をテーマに今までの俺らの曲でコーナーを構成しました。アンコールライブといっても“FTはきっと違うことする”って思ってるでしょ? 同じだとみんながスネると思ってツアーと別の曲を用意しました。改めていい曲がいっぱいあると思ったし、これからもいい曲を作りたいなと思いました」と、ツアーでは“四季”をイメージする曲のアコースティックアレンジで構成したメドレーパートは、バンドセットで春=「Primavera」、夏=「Let it go!」、梅雨=「So today...」、秋=「I believe myself」、冬=「Winter’s Night」と全曲を入れ替え再構成してくれた。
後半戦は、「歌っていると幸せな気持ちになれる」という2曲から。「Golden」ではファンの歌声を全身で受け止めて歌うと、ホンギは「サイコー!」と満面の笑顔を見せた。
「あー、今日で最後か! でも永遠の最後じゃない。戻ってきても変わらないから、心配しないで。待ってる時間も寂しくないようにいろいろなプレゼントも用意してる。目標もできたんです。日本でもそうだけど、韓国でも男性ファンが増えているので、軍隊の仲間を100人ずつライブに誘おうって」と笑顔で話すホンギだったが、「実は、ライブのために日本に着いたときに入隊日の知らせが来て、見た瞬間、力が抜けました。用意していたものがたくさんあるのに、見せられなくなってすみません」と、精神的に辛い中でのライブであったことを正直に話してくれた。
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