もしキャンパスでパク・ポゴムに会うならば、あるいは私と同じ講義室にパク・ポゴムがいたならば。 ドラマで起きそうなことだが、非現実的な絵ではない。 それでも出席日数だけとる“形だけの学生”スターでもない。 撮影現場では誠実な俳優のように、学校では模範的な学生だった。
パク・ポゴムは明智(ミョンジ)大学の映画ミュージカル学科14年度入学生で入学して、今は祥明(サンミョン)大学の一般大学院造形芸術学科ニューメディア音楽科に在学中だ。
「時間を大切だと考えて、充実して使わなければならないと思った」という彼は、授業と試験などを抜けずに参加するなど、誠実に大学生活に臨んだ。 「恋のスケッチ~応答せよ1988」と、「雲が描いた月明かり」など忙しい活動の中にも休学を一度もせずに8学期を終えた。 「普通の大学生のように学校に通って決まった期間に卒業する」という約束を守ったわけだ。
「雲が描いた月明かり」を通じてスターの仲間入りした2017年にはドラマと映画など業界のラブコールがあふれたが活動を中断して学業にだけ集中することもした。
パク・ポゴムは「学業を終えてこそ気が楽になりそうだった。 作品活動をしながら学校生活をしたが集中することができなかった。 学校を終えれば活動するのにも気が楽そうだった。 それで卒業学期には活動を中断して1年間ひたすら学業にだけ集中した」と、その理由を語った。
それなら“大学生パク・ポゴム”の学校生活はどうだったのだろうか。 学校のシャトルバスに乗って登校する姿が目撃されるなど、数多くの写真と目撃談が話題になった。 “トップスターパク・ポゴム”でなく“平凡な”学生パク・ポゴムの姿が新鮮さを与えた。
(2ページに続く)