“ミルク姫”ファン・ハナに懲役2年を求刑=韓国検察

“ミルク姫”ファン・ハナに懲役2年を求刑=韓国検察

ヒロポン(メタンフェタミン)投薬容疑で拘束起訴された“ミルク姫”こと南陽乳業創業者の孫でSNSインフルエンサーのファン・ハナ被告(31)に対して、韓国検察が懲役2年を求刑した。また追徴金220万560ウォン(約20万円)も命令した。

10日、水原地裁でおこなわれた結審公判で検察は麻薬類管理に関する法律違反容疑をもたれているファン被告にこのように求刑した。

検察は「数回ヒロポンを購入し投薬するなど罪質が不良だ」と述べた。

ファン被告の弁護人側はこれに対して「公訴事実を大部分認める」との趣旨で答えた。

弁護人側は「公訴事実に対してファン被告は大部分認めていて、深く反省している。納得のいく宣告があることを望む」とし、「ただし、ファン被告自身が行っていない犯行に対しては、他の部分があるため主張するものであり、犯行自体を反省していないわけではない」と述べた。

続けて「今年4月の逮捕以降、3か月以上の間、拘置所に収監され反省する時間も持った。現在、本人の過ちにより、家族や友人、社会に悪影響を及ぼしたことについて、深く反省している」とし「家族や社会で健全に生きて行く機会を持てるよう善処してほしい」と裁判所に訴えた。

ファン被告は最終陳述でA4用紙に書いた文章をゆっくり読みながら涙を見せた。

彼女は「過った道から抜け出せず、社会的物議をかもした。過去の過ちを考えると恥ずかしく思うが、心から反省して生活を続けている」とし、「家族まで辛いことを経験しながら、厳しい非難を受け、傷付いている。見守るしかない自分と過去の自分自身が恨めしい。社会的な公憤を引き起こしたことを反省している」と述べた。

続けて「二度とこのようなことがないことを裁判長と家族の前で約束する。まともな人として社会に復帰したい。今後、薬物中毒で苦しむ人々にマニュアルを作ることも考えている」と付け加えた。

また「社会的に物議をかもしたことを深く反省しており、責任感のない行動をしてしまい申し訳ない。治療も並行して社会に再び復帰したい」と述べた。

なお、ファン被告に対する宣告は来る19日午前10時に行われる。

 

WOW!korea提供

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  • 2019.07.10