今回の大きな反響を受け、本特集の単行本の刊行が11月に決定。単行本化にあたっては本テーマをさらに深めた充実の内容を予定しています。また本特集をきっかけとして、韓国の出版社との合同企画も現在進行中です。
他にも山崎ナオコーラの新境地となる傑作「リボンの男」(140枚)を掲載。また著書『ルポ 川崎』が話題となった磯部涼の新連載「移民とラップ」も開始。気鋭の作家・李龍徳の連載「あなたが私を竹槍で突き殺す前に」最終回、前号よりスタートしたいとうせいこう「福島モノローグ」、岸政彦×柴崎友香「大阪」など人気連載も、今回の大反響につながったことが考えられます。
「文藝」は今年4月発売の夏季号よりコンセプトとデザインを一新、約20年ぶりの大幅リニューアルが好評を博しました。そのリニューアル号を上回る今回の反響に、編集部は非常に驚きながらも、現代における文芸誌の役割に大きな手応えを感じています。今後も最高に面白い世界/日本文学シーンの最前線を発信していきます。
(「文藝」編集⻑ 坂上陽子)
「文藝 2019年秋季号」
雑誌 A5/568ページ
雑誌コード:07821-08
発売日:2019.07.05
特別定価:1,490円(本体1,380円)
http://www.kawade.co.jp/np/bungei.html
▼発売リリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000244.000012754.html