韓国MBCの「ニュースデスク」が、YGエンターテインメントの“海外遠征”接待について報じた。
24日放送されたMBC「ニュースデスク」では、ヤン・ヒョンソク元YG代表と歌手PSYの東南アジアでの実業家に対する性接待疑惑を報じ、PSYの主張に反論する内容を伝えた。
PSYはヤン元代表と共に性接待疑惑が初めて浮上した当時、「マレーシアの実業家ジョー・ロー氏(本名:ロー・ テックジョー、38)をヤン元代表に紹介するため食事を共にしたのと、ジョー・ロー氏の入国翌日に一度会ったのが全てだ」と釈明していた。
しかし報道によると、食事の前日に不適切な酒の席があったという。
目撃者は「食事の場にはチョンマダムが経営する風俗店の女性25人がいて、ジョー・ロー氏はチョンマダムが経営する風俗店に移動した」とし、「チョンマダムの店でヤン元代表とPSYがジョー・ロー氏一行を待っていた。ヤン元代表がチョンマダムに『チョンマダムが私のために苦労したんだから、酒を買ってやらなきゃな。適当にちょうだい』と話すのをはっきり聞いた」と主張した。
また番組では「江南(カンナム)の風俗店のチョンマダムが店の女性を連れてヨーロッパへ“遠征接待”に行ってきたようだ」とし、「当時、現場にいた人物はこのヨーロッパ出張を企画した人としてYGエンターテインメントのスタッフを挙げた」と伝えた。
YG側とジョー・ロー氏の一行が、チョンマダムの江南の風俗店で怪しい出会いをしてから1か月が過ぎた頃、チョンマダムは店の女性10人を引率してヨーロッパに向かったとし、チョンマダムは同行した女性たちに1000万ウォン(約93万円)~2000万ウォン(約190万円)を支給することにした。遊びに行ったのではなく、“勤務”であることをはっきりしたと番組は説明した。
番組側は当時の状況をよく知る情報提供者の言葉を借りて「フランスに到着したチョンマダム一行はヘリコプターなどを利用してモナコの沖合にあったジョー・ロー氏所有の超豪華ヨットに到着。そしてフランス南部やイタリアなどを旅行しながらブランドショッピングを続けた」と明らかにした。
当時、旅行に参加したとされる女性はインタビューで「店で使う名前が●●●というが、その子がジョー・ロー氏のパートナーだったのを覚えている。ヨーロッパ旅行の時もジョー・ロー氏が●●●には1億ウォン(約9300万円)台のブランド品を買ってあげたようだ」と語った。
当時の参加者たちは“海外出張”させた人物としてYGのスタッフを挙げた。ジョー・ロー氏が女性を招待する意志をYGのスタッフに伝え、そのスタッフはチョンマダム側に任せたと証言しているという。
番組では「当時、女性たちに支給される金の件で問題になり、ジョー・ロー氏側が引率者であるチョンマダムではなく、YG側に問題を提起したという証言も確保した」とし、「YG側の介入の可能性を裏付けている」と強調した。
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