韓国警察、B.I(元iKON)の薬物疑惑を再捜査へ…ヤン・ヒョンソク元YG代表の調査の可能性も

韓国警察が、ボーイズグループ「iKON」元メンバーのB.I(22、本名:キム・ハンビン)の薬物疑惑に対する捜査に着手する。

14日、京畿(キョンギ)南部地方警察庁はこれを明らかにし、「麻薬捜査隊を専門担当チームとして16人構成で、捜査総括は刑事課長が務める」とし、「厳重に捜査していく」と述べた。また状況が複雑に展開する時は、広域捜査隊と知能犯罪捜査隊が共に投入される可能性もあり、YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク総括プロデューサーに対する調査の可能性もあると説明した。

12日、あるメディアはB.Iが、2016年に知人Aさんと交わしたモバイルメッセンジャーの会話の一部を再構成して公開。その中でB.Iが薬物を欲しいと言ったのはもちろん、使用した疑惑もあると主張した。

そして13日、B.Iとモバイルメッセンジャーで会話をしたのは、T.O.P(BIGBANG)と大麻草を吸引した容疑で2017年に懲役3年・執行猶予4年の判決を受けたハン・ソヒだと伝えられた。

またハン・ソヒはこの日の午後に放送されたMBC「ニュースデスク」で、過去に薬物騒動で警察の調べを受けた際に、ヤン・ヒョンソク代表からB.Iの薬物疑惑に対して捜査機関にB.Iは関係ないと供述を覆すよう指示されたという一部の主張に関して「正直言って知っているんでしょ?」とし、「記事に出たとおりで間違いない。私、会長に怒られる。本当に何も言えない」と証言して、騒動がさらに広がった。

これに関してYG側は、ハン・ソヒが警察の調べで自分の罪を軽くしてもらうためにB.Iの名前を言及したことを確認し、ハン・ソヒに会った後、供述内容を正すよう要請したと明らかにした。

これに対してハン・ソヒは14日、自身のSNSに「ヤン・ヒョンソクがこの事件に自ら介入し、脅迫した部分、警察癒着などが核心ポイントだが、その情報提供者が私だという理由だけで、私にだけ注目が集まるのが心配」と言及。

その後、ヤン・ヒョンソク代表は「今日付けでYGの全ての職責と全ての業務を辞任する」とし、「現在のマスコミ報道の事実関係は今後の調べで全て必ず明らかになると信じている」という立場を伝えた。

その中で、京畿南部地方警察庁はB.Iに対する再捜査の計画を明らかにし、今後どのような結果が出るのか、注目される。

 

WOW!korea提供

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  • 2019.06.14