ドラマ出演について「除隊後初となる復帰作で、プレッシャーを感じていました。時代劇だし、実在する人物であるということ、のちに王となる役を演じているので、王を軸とした物語なので、いろいろな意味のプレッシャーがありました。何よりもこのドラマは、みなさんもよくご存知の『トンイ』や『イ・サン』の脚本を書いた作家キム・イヨンさんとご一緒できることを光栄と思い、参加しました」と語ると、ドラマのダイジェスト映像がスクリーンに映し出され、緊迫感あふれる映像にファンは釘付け。「みなさん、楽しみですか?」とチョン・イルが客席に問いかけると、ファンは拍手で応えた。
また「ヘチ」の意味についてたずねられると、「『ヘチ』というのは、善悪を審判する伝説の動物のことです。ソウルを旅すると、タクシーの上のところに『ヘチ』が描かれているのを見ることができます。あと景福宮の前にも『ヘテ像』というのが飾られているのですが、これもまさしく『ヘチ』のこと。みなさんソウルに行かれると、この『ヘチ』に出会えますよ」と説明。
チョン・イルがこのドラマで演じるイ・クムは、18世紀に朝鮮の改革の道を開いた実在の王として有名な人物。この役を演じる上で注意した点については、「いちばん大事にしたのは“眼差し”でした。そして、顔の表情で表現をするというよりも、心で演じるということを大事にしました。毎瞬間ごとに、真心を込めました。現場では、監督さんや作家さん、多くの俳優の共演者の方々といろいろなことを相談しながら演技をしたんですが、ご覧いただければ、軍隊に行く前と除隊後と、演技が変わったと感じる方もいらっしゃると思います」と語り、さらに、「このドラマの中で、賎民の血を引いている王子が王になるまでの過程が描かれていますが、不可能にも思われるプロセスを経ながら王になっていくストーリー。そういった意味でも演じるのはとても大変でしたが、演じている6、7ヶ月の間は本当に幸せでした」と、改めてドラマへの思いを感慨深く語った。
弓矢を使ってイノシシを捕らえるシーンが上映されると、ステージには小さなボーガンと、イノシシや登場人物のパネルが登場。チョン・イルが弓矢を射る姿を生でファンに披露するコーナーに。「僕とラブラインのあるヨジを演じたコ・アラさん、パク・ムンスを演じたコンユルさん…、そしてイノシシを演じたイノシシさん(笑)」などとファンの笑いを誘いながら、登場人物の紹介をし、実際に弓矢を射ると見事イノシシに命中。客席からは「かっこいい〜」との声が漏れた。
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・蔦屋書店 主要 4店舗にて、5月18 日(土)より、俳 優チョン・イル氏が自ら編集長として手がけたライフ スタイル雑誌『KRIBBIT』の日本版『KRIBBIT JAPAN』の先