ドラマというのは、その国の国民性や生活習慣などを如実に見せてくれるコンテンツだが、「韓国ほどドラマが好きな国は他にないのではないか」とさえ思える。何よりもドラマの本数が抜群に多い。その作品数に本当に驚いてしまう。
週2回放送体制を堅持
たとえば、KBS、MBC、SBSという地上波のテレビ局を見ても、毎日30分ずつ放送している「毎日ドラマ」があれば、月火、水木と連続して放送する「ミニシリーズ」があり、さらには土日に放送する「週末ドラマ」がある。
「いったい1日に何本のドラマを放送しているの?」
そう思えるくらいに、ドラマがテレビ画面を賑わせている。
連続ドラマでも1週間に1回放送するのがどの国でも基準だろうが、韓国はまるで違う。2夜連続で1時間のドラマを放送して、週2回放送体制を堅持している。
しかも、韓国は事前制作ドラマが非常に少なくて、ほとんどが撮影しながら放送するという「生放送」状態。作るのは本当に大変だ。
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放送から3年経っても大人気のレジェンドドラマ『太陽の末裔』!
前半が面白くても後半に失速する韓国ドラマが多いのはなぜなのか