「今回のツアーで僕の立ち位置が変わりました。準備の時間が短すぎてキャンセルも考えたけど、皆さんのため、約束を守るために頑張りました。人生ってどうなるかわからないものです。ライブで力をたくさんもらいました、ありがとうございます」と、このツアーからひとりでギターを弾くことになったスンヒョンが語る。初日の豊洲PITは演奏に危ういところもたくさんあったが、最終日には安心感さえ覚える安定のプレイを見せたが、このツアーで最も成長したのは、間違いなくスンヒョンだ。
「人生の半分以上をFTISLANDとして過ごしてきました。FTISLANDという大事な名前を守りながらこれからも頑張るので、応援よろしくお願いします」(ミンファン)、「“何で皆さんは僕たちを好きなんだろう?”って悩んだこともありました。今は皆さんと一緒にやっていきたい。何でもない僕らを光を放つ存在にしてくれて、ありがとうございます」(ジェジン)と各人がファンに感謝を伝えると、ホンギが「みんなの応援が僕らの絆を強くしてくれた。それがライブ1回ごとに伝わって、終わった後にため息が出るんです。心配じゃなくて、“よかった”っていうため息が。感謝しています」とホンギが言うと、「今回はいろんな意味のある「アリガト」です」と“これからもずっと支えてほしいから”と歌う「アリガト」で締めくくったが、「昨日やったから、今日やらないと怒るよね。やっぱり最後は笑顔でバイバイしないと!」というホンギの声で、Wアンコールの「Stay what you are」になだれ込む。
イッキに一体感が生まれると、歌うファンの顔を眺めて最高の笑顔を見せるホンギ。曲が終わるとすかさず上がったアンコールの声に応え、本ツアー初のトリプルアンコールとなった「Orange Days」で再びファンと歌を作り上げてツアーの幕を閉じた。
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