今週のSBS報道番組「それが知りたい」では、クラブBurning Sunとファン・ハナの関係を調べる。
財閥一家の孫世代を取り巻く薬物スキャンダル
先月、ファン・ハナが違法薬物を使用した容疑で逮捕された。南陽乳業創業者の孫でありSNSインフルエンサーとして知られるファン・ハナの逮捕は、薬物というホットな話題となった。ファン・ハナは、2015年にも他人に違法薬物を供給し、使用をそそのかしたことが確認された。しかし釈然としない理由で、ファン・ハナは警察の調べを一度も受けず、ファン・ハナを取り巻く謎の動きが継続してあらわれたのだ。
ファン・ハナは警察の調べで、また新たな話題を提供した。向精神薬の服用と覚せい剤使用を自ら明らかにしたが、覚せい剤を使用するようになったのは、他の人に強要されたからだと元交際相手で芸能人のパク・ユチョンを名指しした。
薬物を使用した過程について、それぞれの供述合戦も熱くなる中、匿名の情報提供者が、番組制作陣に電話をかけてきたという。2017年にファン・ハナとパク・ユチョンが謎の海外旅行をしたというのだ。一体どういうことなのだろうか?
隠れされていた人物たち、ファン・ハナとクラブBurning Sunとの関係は?
2015年に大学生Jの薬物事件当時、判決文にはファン・ハナの名前が8回も登場した。判決文が語る事件の顛末は何だったのか?当時、ファン・ハナは薬物使用だけでなく、供給と他人に薬物使用をそそのかした状況まで発見されたが、聴取すらされなかった。どうしてそのようなことが可能だったのか?
それ以外にも、ファン・ハナの薬物供給者と推定される人物は、Burning Sunに勤務していたMDで、少し前に薬物使用容疑で逮捕されたBurning Sunの共同代表は、ファン・ハナと長い期間親しい関係だったという。二人は2009年、“江南パッチ”(=一般人の身元を無差別に暴露したSNS)で共に暴露されたくらい、長い期間、関係があったことも確認した。ファン・ハナと共に違法薬物を使用したり、それについて助けてくれたりした人の相当数がクラブBurning Sunと関連している。
“強かんドラッグ”と呼ばれるGHBをはじめ、薬物で問題になったクラブBurning Sun。そして数年間、薬物を使用してきた事実が今になって明らかになったファン・ハナ。Burning Sunとファン・ハナの間に絡む多くの関係者。この全てが単純な偶然なのか?
制作陣は再びBurning Sunの閉まったドアの前に戻ってきた。Burning Sunの中では何が起きていたのだろうか?果てしないBurning Sunゲート。4日(土)午後11時10分に放送される「それが知りたい」では、昨年11月24日に戻ってファン・ハナの薬物疑惑から始まり、Burning Sunゲートまでの162日間の記録を改めて振り返る。