ジュンといえば、やはりダンス。手足の長さを生かしたダイナミック、かつしなやかなダンスパフォーマンスでファンの目をくぎ付けにした後、デビュー曲「Phenomenal World」で、キレのあるダンスを繰り出し、クールなパフォーマンスでさらに会場を熱くした。
その熱気を切らさぬまま、スペシャルゲストとして、レーベルメイトであり、コラボ経験のあるSOLIDEMOの佐々木和也と手島章斗が勢いよく登場。ジュンがフィーチャリングした、ファンキーでスタイリッシュなナンバー「ABSTRACT」で、会場の雰囲気を一段と盛り上げた。
ジュンはSOLIDEMOを「メル友」だと紹介し、久しぶりに会い、彼らとステージでコラボできたことをうれしそうにし、SOLIDEMOも「お客さんが温かくて、僕らもうれしかったです」と感想を。続けてもう1曲、イライとジュンのユニット曲「Face Off」を3人で披露。ジュンがラッパーとしての魅力もたっぷり発揮しながら、3人でヘッドバンキング、そして、観客とのコール&レスポンスでフロアを一体に。3人は熱く燃え尽き、ジュンはステージを後にする2人と熱くハグをし、「アイラブユー」と投げキスをして、彼らを送り出した。
興奮さめやらぬ会場だが、公演も終盤に。ジュンは7月6日韓国でのファンミーティング開催を告知した後、自分で作詞作曲したという「Love in the sky」、自身が出演した韓国ドラマ「別れが去った」で歌ったOST「君だから(because it's you)」を表現力豊かに歌い上げ、最後まで観客の心を震わせた。
会場からはすぐに「イ・ジュニョン」コールがわき起こり、アンコールへ突入。ライブTシャツを着て、ダンサーたちと共にステージに戻ってきたジュンは再び、ソロデビュー曲の「Phenomenal World」を披露。ジュンはダンサーたちの元へ行き、わざと覗き込んだり、イタズラっ子のような表情を見せながらステージを楽しみ、ダンサーたちと息を合わせた。
ここでダンサー一人ひとりを紹介し、そのたびに「大好きでーす!」と言いながら、ハグをしていくジュン。こういう人懐こさ、周囲を大切にし、感謝を忘れない姿勢が、誰からも愛されるジュンの魅力だ。バンドのメンバーも紹介したいというジュンは、同じように一人ひとり紹介していくと、今度はバンドメンバーの方から「大好きでーす!」と言われ、うれしそうに「ジュンも大好きです」と言っていく展開となり、見ている方も思わず笑みがこぼれるような、ほのぼのとした雰囲気に。
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