自ら進んで困難に立ち向かった
彼はただ兵役の義務を果たしているだけではない。自ら進んで苦労を買って出て、高貴な形で最後まで義務を全うしようとしている。
誰にでもできることではない。
それゆえに、テギョンの心意気は尊いのだ。
彼は「模範兵士」に選ばれて次のような感謝の言葉を述べた。
「軍生活を通じて多くのことを学びました。残り少ない除隊日まで誠実に軍生活を続け、より良い姿をお見せできるように努力します」
確かに、学んだことは多かっただろう。それもすべて本人が楽な道を選ばずに自ら進んで困難に立ち向かったからだ。
韓国の兵役文化は健全化に向けて確実に変わってきた。それを証明したのがテギョンであった。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
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