このような態度に後輩たちの失望感も深まった。チャン・ジャヨン事件の真実究明に乗り出している女優ユン・ジオ氏は18日、「告発ニュース」に出演した後、イ・ミスクとソン・ソンミに向けて「私が最後に良い先輩として記憶したい。知っている真実だけでも話してほしい」と訴えた。また「先輩として後輩を知らないというのは自慢ではないと思う。(同じ所属事務所だったにも関わらず)知らなかったというのは礼儀ではないと思う」という考えを明らかにした。
イ・ミスクは1978年「第3回ミスロッテ選抜大会」でデビューし、今年で42年目を迎えた大御所だ。多くの作品に出演して大衆から愛され、後輩たちの尊敬も一身に受けている。そんな彼女が悲劇的に世を去った故チャン·ジャヨン氏を「知らない」と言うのが能だろうか。
法務部検察の過去事委員会は、チャン・ジャヨン、キム・ハクウィ事件の再調査期間を2ヵ月延長することにした。真実を明らかにする時間があまり残っていない。すでに10年近く経った事件であることから小さな供述も真実を明らかにする重要な鍵となることがある。知っていることがあるなら正直に話し、積極的な姿勢で事実を糾明するために乗り出すことが何よりも必要な時だ。
今のイ・ミスクは真実には目を向けず、人気と地位に執着しているという批判に直面している。人生最大の分かれ道である。どんな決断を下すかによって、人生が変わる重大な岐路に立たされた。こうなればなるほど、イ・ミスクは先輩の役割について悩まなければならない。悔しく世を去った仲間であり、後輩の死を慰める道が何なのか、本当に堂々とした行動は何なのか、問いただす時ではないだろうか。
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