酒の席で故チャン・ジャヨン(享年29、2009年自殺)の性接待被害を目撃していた女優ユン・ジオ(31)が実名と顔を公開し、当時の状況について打ち明けた。
5日放送された韓国tbs「キム・オジュンのニュース工場」に出演したユン・ジオは故チャン・ジャヨンの10周忌を迎え、「加害者はのうのうと生きているのに、被害者が隠れて生きていかなければならないことが悔しくて、こうして出ることになった」と述べた。
故チャン・ジャヨンは2009年、報道機関幹部らの名を綴った性接待文献を残し、自ら命を絶った。事件に関する警察捜査は生ぬるく、結局、性接待の加害者として挙げられた人物のほとんどが嫌疑なしで解放された。
当時、故チャン・ジャヨンの同僚として酒の席に同席し、故人がセクハラ被害に遭う姿を見たと捜査機関で13回にも渡り参考人調査を受けたユン・ジオは「証言してから日常生活が不可能になるほどだった。引越しも数回し、警察の調査は深夜の時間帯にまで及び、とてもつらかった」と吐露した。
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