「ソンウン・チャレンジ」と題されたゲームコーナーでは、指先で操作するバスケットボールゲームや、フライパンでバトミントンの羽を連続してつく、ビニール手袋をして本のページをめくる、などといった課題をハ・ソンウンが次々とクリアしていき、最後にランダムで流れる曲に合わせてダンスを披露した。ダンスのパートではひと際大きな盛り上がりを見せ、ラストは大歓声の中、最高の歌声で締めくくった。
イベントの後半に用意されたライブパートでは、黒ジャケットでセクシーなダンスを見せたかと思うと、リボンタイのシャツで清純な姿を披露したり、グレーのコートを羽織ってシックにきめたりと、瞬間瞬間で表情を変えてファンの心を魅了していくハ・ソンウン。
「ファンの皆さん、ハヌル(空)と、僕、クルム(雲)は向かい合ってこそ完ぺきになれる」
空に浮かぶ雲。ステージと客席。ハ・ソンウンにとっての完ぺきとは。
「PRODOUCE 101」での試練、そしてWanna Oneでの出会いによって彼が見つけた大切なものを、これからソロアーティストとしてどんな風に大切だと伝えてくれるのか、期待に胸が躍る。
会場を出ると、月が浮かぶ晴れた夜空にきれいな色に光るペンライトをかざして写真を撮っているファンが多くいた。空と雲、いつも一緒。そんな景色がとても愛おしく感じられた。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
写真提供:(c)アーガスプロダクション
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