Qサクラ役のRilikaさんと、アユミ役の梶さんはそれぞれ相手役となるタクヤ役、マサオ役の2人について、どんな違いや魅力を感じているか教えてください。
Rilika:私はこの2人(カラムとチェジン)のタクヤはシーズン2で、アユミ役として見ていて、そのときから、わりと全然違うタクヤ役だなって思っていたんですけど、いざ自分がサクラ役で2人と共演させていただくと、カラムさんはもう「あな恋博士」なので、カラムさんに任せておけば、なんとかなるかなみたいな(笑)。何かあっても、そのシーンを回収できるぐらいの力をお持ちなので、何も心配しておりません。チェジン君のタクヤは…。
チェジン:僕は心配なの?(笑)
カラム:まだ何も言ってないから。
Rilika:ハハハハハ。ちょっと心配はございますけど(笑)。でも、カラムさんのタクヤとは違って、少し可愛らしいというか。タクヤって「モテる」、「チャラい」みたいなイメージですけど、ちょっと母性本能が出るようなタクヤで、2人は全然違う、味のあるタクヤなので、ぜひどちらも見ていただきたいですね。
梶:マサオ役のドギュンさんは顔の表情や動きなど、本当に私も勉強するところがたくさんあって、素晴らしい俳優さんだなと思って相手役をさせていただいています。すごく細かいところまで一生懸命自分で考えて、マサオを演じていて、2回目というのもあるのかもしれないんですけど、マサオになろうとしているのが、アユミとしてもすごく伝わるので、細かいところまで見ていただきたいです。そして、リッキーは、私もそうですけど、「あな恋」が初めてだし、言葉もすごく大変だと思うんですね。でも、マサオらしい純粋で可愛い、情けなさが滲み出ていて、アユミとして恋ができるというか。「頑張れ」って思いながら、アユミとして隣にいるので、しばきやすいです(笑)。
Q公演に向けて、それぞれ意気込みをお願いします。
ドギュン:マサオは空気が読めず、恋愛経験のない悲しいキャラクターなんですが、アユミと出会って恋に落ちるという内容が描かれます。今回は2回目の公演になるので、前回よりもいい姿をお見せしたいと思います。
リッキー:いままで愛されてきた作品だからこそ、今回シーズン4を迎えたということだと思います。そんな作品で、マサオ役を演じることになり、とても緊張しているし、怖さもあるんですが、自分に恥ずかしくないように頑張るので、たくさん期待してほしいです。
カラム:「あな恋」という作品は韓国の作品で、日本でシーズン1から韓国のキャストで作品を作ってきましたけど、僕とRilikaさんは3回目なので、いろんなところから「あな恋博士」というタイトルがつけられています。そんな「あな恋博士」が2人いる状況を大切にしながら、今回はいままでやってきた「あな恋」とはまた違う味のある作品にできるよう頑張りますので、ぜひ楽しみにしていただけるとうれしいです。
チェジン:今回タクヤ役をもう1回演じるので、もうちょっと成長した姿を見せたいし、楽しく公演をしたいです。
Rilika:「あな恋」はアドリブをする気はないんですけど、そのときに出る面白さというか、信頼関係によって出るハプニングもあったりします。そういうのを楽しみながら、見てくださるお客様と作り上げる舞台なので、楽しみにしながら本番を迎えたいです。
梶:個人的には待ちに待った念願の「あな恋」です。ステキな出演者、スタッフの皆さんがいるカンパニーだと思いますので、みんなで20公演駆け抜けたいと思います。
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