ヒョンビン主演「アルハンブラ宮殿の思い出」ミステリーの3つの可能性

2.ゲームの中のバグなのか

「ゲーム中のバグ(Bug:プログラム上の欠陥によってエラーや誤作動が起こる現象)」と推測する声も高い。これを裏付ける証拠は、過去3話に登場した「ラグの祝福」である。グラナダの路地を歩き、ゲームをしていたジヌが四方から飛んでくる矢にゲームを放棄しようとした瞬間、空中で静止した矢の上に浮上した小さなバッファリングの表示。これは、インターネットを使用している人なら誰でも経験したことのあるであろう接続遅延状態で、ゲーム用語では、「ラグ(Lag:ネットワークを利用するゲームで遅延が発生する現象)」と呼ばれる。絶妙な瞬間に姿を現し、予想できなかった楽しみをプレゼントしたこの場面は、チョン・セジュ(EXO チャンヨル)が作った魔法のようなゲームが決して完璧ではないことを示唆しており、「ジヌが苦しむミステリアスな現象は、ゲームの中のバグ」と呼ばれる視聴者の意見に力を加えている。

3.誰かの陰謀か?
最後は、「すべてを操る黒幕が存在する」可能性である。一番最初にジヌをグラナダに呼んでは姿を消し、ゲームプログラマーチョン・セジュ、息子ヒョンソクを疑問に思いながらも「ジヌを信じる」と言ったが、なぜだか緊張をほぐすことができないチャ・ビョンジュン(キム・ウィソン)教授、そして放送初回からジヌに様々な情報を渡しているが、正確な正体を知ることができない情報源A(パク・ヘス)まで。ソン・ジェジョン作家が「アルハンブラ宮殿の思い出」に描いた立体的なキャラクターは、すべて一人一人の明確な叙事を持っていて、ミステリアスに展開されるストーリーに密接に混入されているため、疑いの火種を消すことができない緊張感を加えている。

「アルハンブラ宮殿の思い出」7話は本日(22日)夜9時に放送される。

2018.12.22