セクハラに苦しむ被害者らが声をあげた”Me Too(ミートゥー)”に続き、韓国で”Be Too”運動が拡散している。Be(ビ)とは、韓国語で「借金」を意味し、借金未返済の問題に声をあげる人々が多発しているのだ。
ターゲットになっているのは、主に芸能人とその両親だ。
発端となったのは、ラッパーMicrodot(24)だった。彼の両親は、Microdotが4歳のころ、知人から借金をし、未返済のままニュージーランドに出国。結果的に、逃亡というかたちになった。その後、息子であるMicrodotが番組出演をきっかけに有名となり、同時に両親もテレビ番組で”顔出し”したことで、被害者が過去の未返済問題を主張し、警察が再捜査するに至った。
Microdotは幼少期の出来事で自身に記憶はないものの、両親の過去を謝罪。しかし、番組収録がキャンセルされるなど、自身の活動にも支障が及んでいる。
この件が発端となり、DOK2、「MAMAMOO」フィイン、女優チャ・イェリョン、そして大女優キム・テヒの夫でグローバル歌手のRain(ピ)にも同様の騒動が持ち上がった。
(2ページに続く)