オペラを制作するために、李方子の足跡をたどり、生前の姿を知る関係者のインタビューや、膨大な資料などを得た。それを元にオリジナルの創作オペラを制作。2015年に日韓国交正常化50周年特別企画として新国立劇場で初演、2016年には「文化庁芸術祭参加公演」として再演。劇場は、満員の観客の感涙に包まれた。
オペラ上演後、李垠や方子をよく知る人たちから、貴重な写真やゆかりの品、情報が寄せられ、大阪との関わりがより克明になった。2019年、平成が終わる日は、偶然にも李方子没後30年目の命日。かつてふたりが暮らした偕行社大阪の跡地にあるドーンセンターホールで、一日限りの特別公演が開催される。
オペラ「ザ・ラストクイーン」-朝鮮王朝最後の皇太子妃-
日時:2019年3月10日開演14時・17時
場所ドーンセンターホール(大手前)
後援外務省韓国大使館大阪府ほか
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