「コラム」連載 康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.38「防弾少年団の兵役問題」

韓国陸軍のメインキャラクター

防弾少年団(BTS)が世界的な人気を博すようになって、大衆音楽におけるスーパースターの兵役免除問題が、韓国社会で話題になってきた。果たして、防弾少年団の兵役問題は、今後どのようになっていくだろうか。

兵役の延期ができる年齢

防弾少年団のメンバーは、まだ20代前半である。
兵役は30歳まで延期可能というのが今までの傾向だったので、防弾少年団の兵役もまだ先のことと思いがちだが、実はそうではなくなってきた。
兵役を仕切る兵務庁が、28歳以上の兵役対象者の軍務延期に今後は厳しい対応を取るようになりそうだからだ。
そうなると、芸能人もこれからは27歳くらいまでに兵役に入らなければならない。防弾少年団の兵役がそう遠い話ではなくなるのだ。
ただし朗報がある。

これまでの兵役期間は、陸軍の場合で21カ月だったのだが、これを18カ月に短縮することが韓国政府の閣議で正式に決定した。
21カ月から18カ月になるという意味はとても大きい。特に人気のある芸能人にとってはビッグニュースだろう。
防弾少年団の兵役問題に関連していうと、もう1つ大きな話題がある。
それは、スポーツや芸術分野での兵役免除問題だ。

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  • 2018.09.22