ツアータイトルにもなっている「FLASHLIGHT」では、斬新な構成のトラックと眩い閃光がシンクロし、未知の領域へと誘う。その後も昨年初めて冬にリリースした「Winter Sleep」をはじめとしたシングル曲、ダンスで魅せる「WOW」「HYPER」などベスト・セレクション的セットリストでフロアに息つく暇も与えぬままライブ本編が終了。
まだまだ今年の“夏”を終わらせたくない観客が、ジュノの愛称である「イ・ジュノ!」を連呼、アンコールの声で揺れる場内。
会場の熱気に背中を押され登場したジュノに、観客からのサプライズが行われた。大阪城ホールの観客全員がジュノのメンバーカラーである黄色の風船とペンライトで会場を埋め尽くしジュノを待ちわびていたのである。思わず涙ぐむジュノは「歌手になれて、2PMになれて、そしてこうやってみなさんの前で歌って、踊れて、本当に嬉しいです。サプライズ、有り難うございます。」と感謝の想いを伝えた。3時間30分を超えた今年のツアーファイナル公演は、ファンにとっては勿論、ジュノ本人にとっても、最後にして最高の“夏”の想い出となるフィナーレで幕を閉じた。
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