いわゆる“チャン・ジャヨンリスト”事件の再捜査を進めてきた韓国検察が、女優の故チャン・ジャヨンに強制わいせつをした疑惑が浮上していた元朝鮮日報の記者を起訴した。
ソウル中央地検の女性児童犯罪調査部は26日、元記者を強制わいせつ容疑で在宅起訴したと明らかにした。
検察関係者は「再送の結果、事件の核心的で本質的な部分について、目撃者の供述が一貫しており、目撃者の供述を信じられるような状況が発見された」と説明した。
また「関連者が実態を歪曲しようという状況、また明確に確認されて起訴することになった」と明かした。検察は今月に入り、元記者のチョを始めとする関係者を数回召喚して調査を進めてきた。
城南(ソンアム)支庁では、2009年「目撃者の供述の信ぴょう性が不足している」という理由で元記者のチョに対して不起訴処分し、この事件はことし8月4日に公訴時効の満了を控えていた。
女優だった故チャン・ジャヨンは2008年に酒の席でチョに強制わいせつをされたという内容の遺書を残して自ら命を絶った。
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