ライブ終盤を迎え披露されたのは最新アルバム『20』にも収録されSouth Clubとして初めて韓国音楽番組活動も行っている疾走感のあるロックサウンドが心地よい「OUTCAST」。メンバーの“ジャンプ!”の声にファンも応え、会場の雰囲気は最高潮に。本編ラストは1stアルバム『90』のラストに収録された「LIAR」抒情的なロックバラードに美しいメロディーが胸に響く、ナム・テヒョンの力強いボーカルを堪能できる名曲に会場からは大きな歓声があがった。
ライブ中も表情豊かなナム・テヒョンだが、特に印象的だったのは、日本のロックの聖地とも言える新宿ロフトで公演していると、4月にはヨーロッパツアーで行ったロンドンのライブハウスに雰囲気が似ていてとても心地よく、何より日本のファンの熱い応援を感じることが出来て嬉しい、柔らかな笑顔で語っていた姿。曲によって全く異なる雰囲気のステージングと楽曲ながら、どの曲、どのステージでも、これがSouth Clubの音楽だというプライドを感じさせた。South Club JAPAN 1st TOUR 2018 -夏の思い出-は、South Clubというバンド、そして、ナム・テヒョンという作り手としてのさらなる飛躍を期待せずにはいられない時間となったに違いない。
South Club JAPAN 1st TOUR 2018 -夏の思い出-
【愛知公演】
開催日:2018年6月21日(木)
開場:18:15 / 開演:19:00
会場:エレクトリックレディランド
【東京公演】 開催日:2018年6月23日(土)
1部(開場:13:15 / 開演:14:00) 2部(開場:18:15 / 開演:19:00)
会場:新宿ロフト
主催:株式会社アートアンドキュージャパン、 株式会社ゴンガムコミュニケーションズ
協力:サウスバイアスクラブ
【東京最終公演セットリスト】
M1. See you(Outro)
M2. Dirty House
M3. Grown Up
M4. I.D.S(Inst)
M5. Blues of D
M6. I Got the Blues
M7. Blues of A
M8. Believe U
M9. Real Love(ドラマ“リッチマン”OST)
M10. 少年少女(ドラマ“20世紀少年少女”OST)
M11. Take Me Out(ドラマ“ブラック”OST)
M12. NO
M13. Who Is This Song For?
M14. I.D.S
M15. Hug Me
M16. OUTCAST
M17. LIAR
E1. Yer Bluse(原曲:The Beatles)※東京最終公演のみ
E2. Hug Me