『天命の城』 坂本龍一音楽メイキング映像公開!

「動画」坂本龍一氏メイキング

「韓国映画の音楽をずっとやってみたいと思っていました。脚本がとても興味深い物語で、大変気に入りました。私の最初の目的は、現代の音楽と西洋音楽そして私の音楽と韓国の民族音楽を融合させることだったので、そのことに全ての情熱を注ぎました。ファン監督とは音楽についての細かい部分を話すこともあれば、全体的なイメージについて話すこともありました。彼は明確なビジョンを持っていましたが、私が別の提案をしてもそれに耳を傾けてくれました。『天命の城』は本当に素晴らし作品で、そしてとても挑戦的な作品です。ファン監督の挑戦をとても尊敬しています。」

本作に続き、韓国で初となる展覧会「Ryuichi Sakamoto:LIFE、LIFE」が先月 26 日(土)よりソウル市内にて開催されている。また、昨年公開されたドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』の DVD&ブルーレイのリリースを記念した「坂本龍一映画祭」(6 月 4 日(月)~6 月 13 日(水)TOHO シネマズ 六本木ヒルズ)も開催され、今年でデビュー40 周年となる坂本の国内外での活動は注目だ。

<STORY>
1636 年、清が朝鮮に侵入し「丙子の役」が勃発。敵軍に完全包囲され、冬の厳しい寒さと飢えが押し寄せる絶体絶命の状況の中、朝鮮の未来を見据えた大臣たちの意見は激しく対立する。平和を重んじ清と和睦交渉を図るべきだと考える吏曹大臣チェ・ミョンギル(イ・ビョンホン)と、大義を守るべく清と真っ向から戦うことを主張する礼曹大臣のキム・サンホン(キム・ユンソク)。対立する二人の大臣の意見に王・仁祖の葛藤が深まる。抗戦か、降伏か。朝鮮王朝の運命は――!?

監督:ファン・ドンヒョク(『怪しい彼女』『トガニ 幼き瞳の告発』) 音楽:坂本龍一
出演:イ・ビョンホン(『王になった男』) キム・ユンソク(『哀しき獣』) パク・ヘイル(『神弓-KAMIYUMI-』) コ・ス(『マルティニークからの祈り』)
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2017 年/韓国映画/139 分/カラー/シネスコ/5.1ch デジタル/字幕翻訳:根本理恵/原題:남한산성/提供:ツイン、Hulu/配給:ツイン

6 月 22 日(金) TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー

2018.06.21