反対にソ・ジソプはいつも余裕があった。運動を終えた後、お昼はバナナ1本ですまし、やっぱり慣れた窓際の席でぼーっとした。ゆっくりと昼寝を楽しむかと思えば、日が沈むのを黙って眺めて1人だけの時間を満喫した。
彼の話相手は犬だった。少し前に挨拶を交わした犬が再び訪ねてくるとすぐに、ソ・ジソプはとても歓迎した。残しておいたおやつを出して犬をかわいがり、「座れ」と命令して交感した。それで次回に予告された牛との出会いがさらに期待を集めている。
ソ・ジソプには趣味が必要だった。趣味が無作為に配達されるサービスを受けたソ・ジソプはピンホールカメラ作り、ゴム動力機作り、心配人形作り、生け花じゃないアクリルライト作りに挑戦した。2時間以上も何も考えないで集中した彼だった。
パク・シネとソ・ジソプを見守った視聴者たちもやはり森の中のヒーリング、 代理満足(他人の行為を通じて間接的な満足感を得ること)する。